<写真・矢を引く高谷女子主将> 11月29日、関西学院大学弓道場にて第68回全日本学生弓道選手権団体予選が行われた。学連審判とのリモートによって行われた今試合。男女ともに予選を通過し、決勝トーナメント進出を決めた。 四矢を引いたのち、一手、…


<写真・矢を引く高谷女子主将>

 11月29日、関西学院大学弓道場にて第68回全日本学生弓道選手権団体予選が行われた。学連審判とのリモートによって行われた今試合。男女ともに予選を通過し、決勝トーナメント進出を決めた。

 四矢を引いたのち、一手、一本、一本を引き、その記録の上位校が決勝に進出できる。男子は大前に森口(法3)、弐的に松下(商1)、参的に川原田(社4)、落前に中(人4)、落に古澤(経4)が出場。15中(全32射)で試合を終えた。一方の女子は大前に葛城(人3)、落前に吉野(社2)、落に高谷(教4)が出場し、8中(全20射)となった。この結果、男女ともに的中数が全国で24位以内となり、決勝トーナメント進出が決定した。

 次戦は12月23日、グリーンアリーナ神戸にて第68回全日本学生弓道選手権団体決勝トーナメントが行われる。

試合後のコメント

平山健一主将(人4)「出場選手が決まってから1ヶ月かけて練習してきたが、今週は不調だった。しかし、調子が悪い中でも頑張って練習してくれていた。(インカレについて)優勝できなくはないメンバーなので、最大限の力を発揮して頑張ってほしい」

高谷果歩女子主将「引退が懸かった試合だったので、4年間の集大成として、悔いのないようにやり切ろうと挑んだ試合。選出試合での悔しさをバネに努力した成果を発揮するため、強い気持ちで挑んだ。高い目標を掲げ努力してきたからこそ、プレッシャーも大きかったと思うが、緊張を力に変え『粘り強く』引くことができた。引き続き、質の高い試合のための練習を心がけ、『強気で粘り強い射的』を目指していきたい」