◆先週の血統ピックアップ・11/23 東京スポーツ杯2歳S(GIII・東京・芝1800m) 好位を追走したダノンザキ…
◆先週の血統ピックアップ
・11/23 東京スポーツ杯2歳S(GIII・東京・芝1800m)
好位を追走したダノンザキッドが直線で豪快に抜け出し、1番人気に応えました。中盤にペースが緩んだため勝ちタイム1分47秒5は平凡で、土曜日の3R2歳未勝利戦(勝ち馬カナリキケン/1分47秒1)よりも遅かったのですが、その分、上がり3ハロンは33秒5と速く、文句のつけようのない完勝でした。前走比24kg増の馬体重で大きく成長していたのも好感が持てます。父ジャスタウェイの3年目の産駒で、通算5頭目の重賞勝ち馬となります。
これまで芝中距離のGIで最も優れた実績を残した産駒は重賞未勝利のヴェロックス(皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞3着)。ダノンザキッドはそれに劣らぬ非凡な資質を感じさせます。ジャスタウェイ産駒は完成が遅めで、ダノンザキッドは母の父がダンシリ(ハービンジャーの父)ですから伸びしろは大きいでしょう。それでいて現時点でこれだけのパフォーマンスを披露するのですから来年が楽しみです。
◆今週の血統注目馬は?
・11/29 立雲峡S(3勝クラス・阪神・芝1600m)
登録馬の父のなかで阪神芝1600mに強い種牡馬はディープインパクト。連対率26.0%は、2010年以降、当コースで産駒が20走以上した74頭の種牡馬のなかでトップ。このレースには産駒のレースガーデンが登録しています。
ディープ産駒にしては切れるタイプではなく、洋芝が得意なタイプですが、グリュイエールやアイスバブルの全妹ですから時計の速い決着にも対応できる能力を秘めているはずです。今回は順番でしょう。
(文=栗山求)