今夏の移籍が噂されたセビージャのU-21フランス代表DFジュール・クンデが、「シティに行きたかった」と公言している。 昨夏にボルドーから加入したクンデは、対人の強さとスピードを武器にセビージャのヨーロッパリーグ優勝と、3年ぶりのラ・リーガ…

今夏の移籍が噂されたセビージャのU-21フランス代表DFジュール・クンデが、「シティに行きたかった」と公言している。

昨夏にボルドーから加入したクンデは、対人の強さとスピードを武器にセビージャのヨーロッパリーグ優勝と、3年ぶりのラ・リーガ4位に貢献。ほぼ無名だった時期から1年でビッグクラブからの関心を集めるようになった。

実際にマンチェスター・シティからオファーがあったとされており、クラブのモンチSD(スポーツ・ディレクター)は名前は伏せたものの、イングランドからオファーがあったことを認めている。

しかし「獲得に投資した2倍以上のオファーがあったが不十分だと判断した」と、熟考の末に断ったことも明らかにしており、クンデのシティ行きは実現しなかった。

そんな中、当事者であるクンデはフランスのテレビ番組『Canal Football Club』のインタビューでシティ移籍を望んでいたことを公表。ジョゼップ・グアルディオラ監督とのやり取りもあったという。

「グアルディオラ監督と話をしたよ、電話でね。スペイン語で会話したんだ。彼は簡単にフランス語も使ってくれたよ」

「僕はこんな機会はそうそうないと思っていた。試合に出る保証もしてくれたんだ」

「でも移籍は成立しなかった。彼らは十分とも言える移籍金を用意してくれた。それは僕に対する信頼の表れだった」

「僕は一生懸命努力し成長できる人間だ。でもそれがおオファー拒否の理由だったんだと思う」