引退後は130kg以上に、タイソンの比較写真で英紙注目「54歳でも体を絞れると証明」 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は、28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)とのエキ…

引退後は130kg以上に、タイソンの比較写真で英紙注目「54歳でも体を絞れると証明」

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は、28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。残り約1週間に迫り、英紙「ザ・サン」は40年の肉体変化に注目。画像付きで「何十年に渡る肉体の変化を詳細に示している」などと報じている。

 ムキムキ時代から体重が増え、またムキムキとなった。同紙は年代別のタイソンの写真を掲載しながら報道。現役時代の若かりし獰猛な姿に加え、引退後の2008年に撮られた1枚も公開した。参加したイベントでマイクを握っているが、明らかに腹が膨れ、尻回りも太くなっている。さらに驚きなのは最近撮られた画像。54歳とは思えない筋肉質なボディーだ。

 同紙は「マイク・タイソンの40年に渡る肉体の変化。54歳でも体を絞れることを見せつけた」と記事を掲載。「タイソンは2005年にケビン・マクブライドに敗れ、リングを離れた。その時の体重は16.6ストーン(約105.4キロ)だった」とつづっている。さらに「その後、アイアン・マイク(タイソン)は引退してからトレーニングをやめ、体重は21ストーン(約133キロ)を超えたが、減量のために運動と食事制限を始めた」と説明した。

 タイソンは引退後は一時的に体重が増加したが、今回のリングに向けて仕上げてきた。記事では「SNSに投稿された驚異的な映像たちは、タイソンが10代の頃から今に至るまでの何十年に渡る肉体の変化を詳細に示している。アイアン・マイクは最近、上半身裸でグラブを着用した写真を投稿している。その体はまるで彫刻のようだった」と称賛している。

 世界を沸かせた名王者。海外では復帰戦前から熱を帯びているようだ。(THE ANSWER編集部)