ペップ・グアルディオラはマンチェスター・シティと2023年まで契約を更新した翌日、シティ・フットボールアカデミーのプレスルームに登場した。同監督はメディアに向けて契約更新の理由や次の対戦相手であるモウリーニョ監督率いるトッテナムについて、ま…

ペップ・グアルディオラはマンチェスター・シティと2023年まで契約を更新した翌日、シティ・フットボールアカデミーのプレスルームに登場した。同監督はメディアに向けて契約更新の理由や次の対戦相手であるモウリーニョ監督率いるトッテナムについて、またレオ・メッシについても語った。
来年の夏にFCバルセロナのナンバー10が到着する可能性があるか問われたグアルディオラは「クラブのファンとして、彼にバルサで引退してほしい」との思いを隠さなかった。
「彼はバルサが形成した、すべてを与えてくれたクラブであり、私の意見を求めるならば、私の願いは、メッシがバルセロナでキャリアを終えることだ。バルセロナで引退してほしい。そうしたいね、本当に、何度も言っているが。これはバルサファンとしての意見である。彼の心の中はどうなるかわからない。しかし、移籍市場は6月までではない」
■シティと契約を更新した理由
「(会長)カルドゥーン(アル・ムバラク)との会話がリニューアルの大きな理由の一つである。"クラブがどのような振る舞いをしてきたのか、常に見てきた。特に私たちが生きている大変な時代に、パンデミックという文脈でも、クラブは政府の援助を受けていない。選手やスタッフに限らず、どの部署の労働者の給料にも触れていない。誰も解雇されておらず、全社員にボーナスが支給される。これを見ることはクラブとしてのアイデンティティを語る」
「私もクラブも、共通の判断で、もしも我々が満足感を感じていたとしたら、もう十分だし、更新はしなかっただろう。カルドゥーン、チキ(・ベギリスタイン)と話をした。全てのことがどれほど難しいかは皆が知っている。クラブは知っている。だからこそ、ここに居させてくれたことに感謝している。更新のサポートをしてくれた人たち、仕事を続けさせてくれた人たちとクラブに感謝したい」
「ビッグクラブのコーチはみんなタイトル獲得のために集まっている。私も何も変わらない。目標は8つのタイトルを増やすことではない、明日勝つためである。ここから先はどうなるか見てみよう」
■国際試合に満足
「フェラン・トーレスは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。ルベン・ディアスも2ゴールを決めている。選手にはとても満足している」
■モウリーニョのトッテナムについて
「トッテナムの数字が物語っている。モウリーニョはチームに求めていたものを手に入れた。彼らはここ5、6年、ポチェッティーノが指揮を執る例外的なチームだった。彼らは常にタフな相手だ」