来年「2・28」東京ドーム登場予定のメイウェザーに新展開 ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏は来年2月28日に東京ドームで行われる格闘技イベント「MEGA2021」で日本人と戦うことが発表されたが、その前に“復帰戦”を行…

来年「2・28」東京ドーム登場予定のメイウェザーに新展開

 ボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏は来年2月28日に東京ドームで行われる格闘技イベント「MEGA2021」で日本人と戦うことが発表されたが、その前に“復帰戦”を行う可能性が浮上している。相手は米国人YouTuberのローガン・ポール。英紙が報じている。

 メイウェザーの周囲が俄かに騒がしくなってきた。2018年大晦日の那須川天心戦以来となる日本のリングに上がる前に、新たなターゲットが浮上している。メイウェザーのツイッターでの注目発言を伝えているのは、英紙「インディペンデント」だ。

「フロイド・メイウェザーが日本行きの前にローガン・ポールと戦うと話した」と題した記事では、メイウェザーのツイートを紹介している。

「彼のユーチューブが好きな女の子たちは、バービー人形で遊んでいた方がいいだろう。私は子供向けの試合をすることはないから。3年前、UFC選手が私の名前を口にしたので、そいつを黙らせる必要があった。日本に行く前にローガン・ポールにも同じことをしなくちゃいけない」と発言。UFC選手は2017年に対戦し勝利した総合格闘家のコナー・マクレガー(アイルランド)を指すものと見られる。

 ポールはメイウェザーに対して執拗な挑発を続けてきた。同紙は「ポールはいまボクシング界の伝説、メイウェザーを狩ろうとしている。元世界5階級王者の戦績を“50勝1敗”にすると誓っているのだ」と記している。

 25歳のポールは2000万人のフォロワーを抱え、10億円以上の年収を稼ぎ出すカリスマYouTuberとして知られている。一方で過激な行為も多く、物議を醸すことも少なくない。ボクシングでは同じYouTuberのKSIと2試合戦い、初戦は引き分けだったが、本格的なボクシングルールで行われたリマッチでは勝利している。

「マネー(金の亡者)」の愛称で知られる50戦無敗のレジェンドは果たして異色マッチのリングに上がるのか。その動向から目が離せない。(THE ANSWER編集部)