ストレスフルなこの社会。観るだけでスカッとするようなゴールで気分を晴らすのもアリなのでは。今回の企画では、朝の通勤時間な…

ストレスフルなこの社会。観るだけでスカッとするようなゴールで気分を晴らすのもアリなのでは。今回の企画では、朝の通勤時間などにオススメの爽快なゴールを映像付きでご紹介していきます。

2020年11月20日にご紹介するのは、元フランス代表DFフィリップ・メクセス氏が今から約8年前に決めたゴールです。

◆ここがスカッと!

ボックス外からのオーバーヘッドシュートというかなりレアなゴールです。サッカー界の歴史の中でも有数のスーパーゴールです。

◆咄嗟の判断で

現役時代には度々の暴力行為で退場処分を受けていた武闘派として知られているメクセス氏ですが、その身体能力の高さも折り紙つきでした。

ミラン時代の2012年11月21日に行われたチャンピオンズリーグのグループステージ、アンデルレヒト戦では、オーバーヘッドで見事なゴールを決めています。

1-0とリードして迎えた後半27分、MFリッカルド・モントリーボがFKから浮き球のクロスを送ると、ファーサイドのボックスぎりぎりの位置で胸トラップしたメクセスは、エリア外からそのままオーバーヘッドキックを敢行します。

ボールは美しい弧を描きゴールへ向かうと、相手GKは完全に意表を突かれ反応できず、そのままゴールネットを揺らしました。

このゴールはメクセス氏にとってミランでの初得点。試合後のインタビューでは、「何も考えてはいなかったんだ。やってみたらうまくいった。少しラッキーだったことは認める」と咄嗟の判断だったことを明かしています。