元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴と林歳彦がパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組「としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!」(提供:株式会社ユーポス、株式会社ジャパンクリエイトグループ、もとの樹)。1…

 元フジテレビアナウンサーで、現在はスポーツアンカーの田中大貴と林歳彦がパーソナリティーを務めるラジオ関西の番組「としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!」(提供:株式会社ユーポス、株式会社ジャパンクリエイトグループ、もとの樹)。

10月31日の放送ではゲストに格闘家の皇治が出演。

格闘技との出会いや、皇治の人間力についてなど魅力たっぷりで放送された。

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ボールを蹴るのに飽きちゃって・・・

 

現在、キックボクサーとして格闘技界を盛り上げている1人である皇治だが、どのようにしてキックボクシングにたどり着いたのだろうか。

「元々親父の影響で空手をやっていました。小4の時に空手で日本一になって、そのあと日本拳法で全国2位になりました。そこから15歳の時に、格闘技に移っていくと決めました。その頃サッカーもやっていて、僕サッカーの方が上手かったんですよね。ただ、ボールを蹴るのに飽きちゃって・・・(笑)人の顔を蹴ろうと思い15歳でキックボクシングを始めました(笑)本当はボクシングをしたかったんです。ただ、行ったジムがキックボクシングのジムだったのでキックボクシングになりました。」

と、なんとも皇治らしい理由であることを明かした。

「そこで、初めて相手にやられて、悔しいからこいつ倒したろと思って練習していくうちに、会長から試合に出てみないかと言われ、出ました。
初戦でいきなり日本ランキング3位の人と戦ったんですよ。判定までいったんですが負けました。それが悔しすぎて、やり返さなあかんわという感じでした。」

だが、当時の「皇治少年」にはK-1選手のほかに、もう一つ夢があったと言う。

「僕、小学校の時にK-1選手かサッカー選手にになりたいって書いていたんです。小さい頃は、セレッソ大阪のジュニアチームにも所属していました。
もしかしたらJ1選手になっていたかもしれないです。ちょっと道間違えましたね。」

自分は口だけでここまできた

幼少期から武道をやってきたと言う皇治だが、林はそんな皇治のある部分に感銘を受けたと言う。

「幼少期は武道をやられていたということですが、武道って礼で始まって礼で終わるじゃないですか。それを実践されているところが凄いなと思います。」

これには皇治も

「ホンマはめちゃくちゃええ奴なんですよ。」

と自画自賛。

そんな自身の人間力について皇治はこのように語る。

「自分は口だけでここまで上がってきたので・・・。奇跡だと思っています。
日本トップレベルの実力があるとは自分では思っていますが、世界で戦う(那須川)天心くんや武尊くんに比べたら、そんなんかなわんって思っていたので・・・。
人間力でここまで上がってきました。だから凄く周りの人には感謝しています。」

本人が言うように、田中も今回の出演オファーをする際に皇治の人の良さを感じたと言う。

「今回電話番号を教えてもらって、直接電話させてもらったんですよ、ちょっとビビりながら。
『嫌です、やめてください』って言われると思ったら、『是非よろしくお願いします!』ってめちゃくちゃ丁寧な敬語で言って頂いて・・・。感動しましたもん。このあとまた東京に戻るということで、とんぼ返りなのに・・・。」

さらに林も、

「口で上がってきたと言っていましたが、皇治選手の本質というか人間力の高さに感動しています。皇治選手が試合をすると、応援団が物凄い数来るじゃないですか。みんなに好かれる選手だと思いますね。」

と皇治を絶賛。

これに対し皇治は、

「日本で1番チケットが売れる選手だと思います。こうなれたのも奇跡だし、皆さんのおかげだなっていつも思っています。だからこそ、上の奴に挑まないと面白くないなって思って天心くんや武尊くんに挑んできました。」

と、自身を作り上げたファンへの感謝を口にした。

言ったことだけはやれよと。ホンマにそれだけ

本業は格闘家として活躍する一方、YouTuberとして現在登録者数約24万人と若者を中心に絶大な人気を誇る皇治。

田中から「若い人に、皇治みたいになりたいと声かけられたらなんて返すか?」

と聞かれた皇治は、こう答えた。

「言ったことだけはやれよと。ホンマにそれだけですね。
僕らは勝負事なので、浮き沈みもあれば勝ち負けも必ずつく。
勝ってばかりの人生を歩めたらそれは理想ですが、そうも行かないですから・・・。
自分がこうなると言った、そこまでの過程は負けまくってでも、絶対にそこに辿り着けと。それが出来ひんのやったら大きいことは言うなと。自分がビックマウスなので、若い子たちはみんな真似するんですけど、言うんやったら誰よりも苦しめと後輩たちには言っていますね。」

そんな格闘技界のみならず、ファン、そしてそれ以外の人との繋がりを、格闘家という枠を超えて大事にしようという思いはあるか?という質問には、人間力でここまで上がってきたという皇治らしいこんな答えが。

「(大事にしたいという思いは)あります。自分が偉いのも、調子に乗れるのも、リングの上だけやと思っています。リングを降りたら普通の人なので。それを持ってリングを降りてくる奴がいるんですよ、格闘家は。」

これには林も

「もう格闘家の鑑ちゃいます?」

と絶賛。

さらに、リングを降りた後に大事にしていることはと聞かれると

「女の子にモテることですかね・・・。自分でいうのもなんですけど、めちゃくちゃモテます(笑)」

と笑いを誘った。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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