SNS上のファンの要望に反応「オレはここにいるぞ」 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回2分59秒KO勝ち。ラスベガスデビューを飾り、4団体統一へ…

SNS上のファンの要望に反応「オレはここにいるぞ」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回2分59秒KO勝ち。ラスベガスデビューを飾り、4団体統一へ向けて再び動き出したが、WBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)はSNS上でファンの投稿に反応。「ボブおじさんに契約書をなるべく早く送るように言っておけ」とトップランク社のボブ・アラムCEOに統一戦実現を熱望している。

 4月25日に予定されていた3団体統一戦で対戦するはずだった井上とカシメロだが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。カシメロは9月26日にデューク・ミカー(ガーナ)と対戦し完勝、井上はマロニーを倒した。

 再び統一戦の機運が高まる中で、常々井上陣営に挑発を続けていたカシメロ。SNS上で両者の対戦を熱望する内容のファンの投稿に反応した。

「オレはここにいるぞ。ボブおじさんになるべく早く契約書を送るように言っておけ」

 井上と共同プロモート契約を結ぶ、トップランク社のアラムCEOをボブおじさんと呼び、3団体統一戦の契約書の送付を熱望。アラム氏は海外メディアで井上の次戦について、カシメロか、元5階級制覇王者のノニト・ドネア(フィリピン)対WBC世界王者のノルディ・ウーバーリ(仏)との勝者になる可能性をほのめかしていたが、カシメロはモンスターとの統一戦を改めて熱望しているようだ。

 井上がマロニーを撃破してすぐに挑発を開始したカシメロとその陣営。対戦は果たして実現するだろうか。(THE ANSWER編集部)