全日本選手権への出場がかかった今大会。男子SP(ショートプログラム)では、山隈太一朗(営2=芦屋国際)が3位に付いた。松井努夢(政経1=関西)は15位、堀義正(商1=新渡戸文化)は18位でFS(フリースケーティング)に挑む。◆11・6~7…

 全日本選手権への出場がかかった今大会。男子SP(ショートプログラム)では、山隈太一朗(営2=芦屋国際)が3位に付いた。松井努夢(政経1=関西)は15位、堀義正(商1=新渡戸文化)は18位でFS(フリースケーティング)に挑む。

◆11・6~7 東日本選手権(小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)

▼7・8級男子(SP)
3位山隈太一朗66.35
15位松井 努夢39.94
18位堀  義正35.64

 華麗なスピンでラストを決め切った。緊張感が漂う中、冒頭のトリプルフリップで着氷するも両手をついてしまうミスがあった山隈。しかしそのまま押し流されることなく切り替えた。続くトリプルルッツ、トリプルトーループをなんとか成功させると、最後のトリプルアクセルでは高さ十分。しっかりと着氷し、圧巻のジャンプを見せた。パーフェクトな演技とはいかなかったが、FSでも良い流れを保ち全日本選手権の出場権を確実に狙いたい。前大会で「1日でも早く降りたい」と意気込んでいた4回転にも注目だ。

 

ルーキーの堀と松井も緊張が伝わるパフォーマンスだった。ジャンプのミスが目立ったが、気持ちを切り替えFSでは実力を最大に発揮したい。1人でも多く、全日本選手権へ。今日のFSに期待だ。

[西脇璃緒]