11月1日、全日本大学駅伝対校選手権(全日本)で、早大は一時先頭を独走して見せ場を作り、昨年を上回る5位の成績を残した。その3日後、全日本で控えに回った選手らが早大競技会に登場。多くの選手が中盤まで設定ペースを守り、現状を確認するという位…

 11月1日、全日本大学駅伝対校選手権(全日本)で、早大は一時先頭を独走して見せ場を作り、昨年を上回る5位の成績を残した。その3日後、全日本で控えに回った選手らが早大競技会に登場。多くの選手が中盤まで設定ペースを守り、現状を確認するという位置付けで出場したが、全日本を走れなかった悔しさを晴らすかのように、好タイムが相次いだ。5000メートルでは小指卓也(スポ2=福島・学法石川)が13分41秒01をマークし、日本選手権参加標準記録を突破。半澤黎斗(スポ3=福島・学法石川)、宍倉健浩(スポ4=東京・早実)も、高校在学時ぶりに自己記録を更新した。1万メートルでは、北村光(スポ1=群馬・樹徳)、室伏祐吾(商3=東京・早実)が28分台まであと一歩の好記録で走破した。

 5000メートルの1組目は、実業団や明大の選手らが先頭を引き、1周66秒ほどのペースで進んだ。3000メートル過ぎで半澤が先頭集団から遅れたが、大きくラップタイムを落とすことなく粘り、最後まで前を追って13分54秒57の好タイムをマーク。実に3年ぶりの自己記録更新となった。「きょうは絶対に13分台が出せると思っていた」という小指は、終始先頭集団でレースを進め、鋭いラストスパートで他の選手を蹴散らしてゴール。従来の自己記録を大幅に更新し、日本選手権参加標準記録を突破した。13分41秒01は、エース中谷雄飛(スポ3=長野・佐久長聖)に続く、チーム内2番手のタイムだ。


先頭集団でレースを進めた小指

 2組目には、宍倉、吉田匠駅伝主将(スポ4=京都・洛南)、佐藤航希(スポ1=宮崎日大)らが出場。吉田が先頭を引っ張り、3000メートルを8分30秒という設定タイムで通過した。その後ペースを上げた宍倉に、入学後初レースとなった佐藤航が食らいつく。宍倉は惜しくも14分を切ることができなかったが、教育実習明けにもかかわらず高校3年時ぶりに自己記録を更新。故障が長引き、大学入学後初レースとなった佐藤航も、自己記録に迫るタイムでゴールした。


4年ぶりに自己記録を更新してゴールする宍倉

 

 1万メートルは、1周70秒前後のペースで進んだ。中盤に複数の選手が脱落する中、淡々と刻み続けた北村が8000メートル過ぎで先頭に立つ。終盤にかけてさらに加速して他の選手を寄せ付けず、28分台に迫る好記録をマークした。室伏は8000メートル過ぎで集団からやや遅れたが、最後はペースアップして29分04秒18でゴール。大幅に自己記録を更新した。


28分台目前の好記録をマークした北村

 複数の選手が、全日本出場メンバーに勝るとも劣らない走りを見せ、東京箱根間往復大学駅伝(箱根)のメンバー入りに向けて猛アピールを見せた。5000メートル13分台を持つ選手はこれで8人に。例年を上回る人数であり、層の厚さがうかがえる。一方で、同競技会で6名が13分台をマークした明大や、『三強』と称される青学大、駒大、東海大は、10名以上の選手がこれに匹敵する記録を持っている。『総合3位以内』の目標を箱根で叶えるために、早大には何が必要なのか。上り調子の良い流れに乗りつつも、浮つくことなく課題と向き合って足元を固めていきたい。

(記事 町田華子、写真 大島悠希、手代木慶、布村果暖)

結果

▽5000メートル

1組

宍倉健浩(スポ4=東京・早実)14分01秒43(1着)自己新記録

佐藤航希(スポ1=宮崎日大)14分09秒32(2着)

吉田匠駅伝主将(スポ4=京都・洛南)14分18秒96(3着)

河合陽平(スポ3=愛知・時習館)14分22秒74(4着)自己新記録

白井航平(文構2=愛知・豊橋東)14分44秒05(7着)自己新記録

濱本寛人(スポ1=熊本・宇土)14分45秒16(8着)自己新記録

牧瀬雄祐(人1=京都・西京)15分19秒14(14着)自己新記録

佐藤皓星(人3=千葉・幕張総合)15分28秒56(15着)

黒田賢(スポ4=東京・早実)欠場

本郷諒(商4=岡山城東)欠場

2組

小指卓也(スポ2=福島・学法石川)13分41秒01(1着)自己新記録

半澤黎斗(スポ3=福島・学法石川)13分54秒57(8着)自己新記録

柳本匡哉(スポ1=愛知・豊川)14分27秒49(20着)

▽1万メートル

北村光(スポ1=群馬・樹徳)29分00秒51(1着)自己新記録

室伏祐吾(商3=東京・早実)29分04秒18(3着)自己新記録

向井悠介(スポ3=香川・小豆島中央)29分25秒34(6着)自己新記録

住吉宙樹(政経4=東京・早大学院)29分27秒61(7着)自己新記録

茂木凜平(スポ3=東京・早実)29分48秒21(10着)自己新記録

安田博登(スポ2=千葉・市船橋)30分24秒40(13着)自己新記録

コメント

吉田匠駅伝主将(スポ4=京都・洛南)

――きょうの目標タイムは

目標タイムはあまりなくて、3000メートルを8分30秒で通過することが目安でした。そこを過ぎてから多分しんどくなることはわかっていたので、どれだけ我慢できるか、上げられるかという自分の現状を知るためのレースでした。

――実際に3000メートルを8分30秒で通過しましたが、その後の走りについて振り返って

2000メートルくらいから結構しんどくなったのですが3000メートルまではなんとか行って、その後宍倉が前に出たこともあって、気持ちの面でも少しきつくなってしまって、ペースが落ちてしまいました。ノルマは達成できたのですが、その後はスタミナが足りなかったなと感じています。

――今の調子は

長い間怪我をしていて、今も少し痛みがある状態です。怪我がある中での練習が1ヶ月くらい続いていて、みんなと同じ練習や納得のいく練習をできていない現状です。なので、自分の実力通り走って今回の結果だったのかなと思います。

――全日本でチームは5位という成績を残しましたが、どのように受け止めていますか

目標の3位には届かなかったのですが5位ということで、少し安心したという気持ちともっといけたなという気持ちが半々という感じです。自分自身がそこにかかわれず、4年が誰も出場していないことについて、後輩には申し訳ないなと思っています。全日本では責任を後輩に押し付けてしまったので、4年生としてどのように箱根にかかわっていくのかが大事になってくると思っています。

――箱根に向けてはどのように練習を積んでいく予定ですか

脚は治り切っていないので悪化させないことが一番なのですが、練習量を減らして通用する甘い大会ではないので、少しずつでも練習量を増やしていきたいです。加えて、去年と同じ5区を今年も狙っていて、平地よりスタミナやタフさを求められる区間になるので、山の対策もきちんとしていきたいなと思います。

――箱根に向けての意気込みをお願いします

全日本は自分自身かかわることができず、陸上人生で初めて駅伝のメンバーを外れるという悔しい思いをして、前回の箱根でも悔しい思いをしているので、競技人生最後のレースとなる箱根では、悔いの残らないようにチームの結果に貢献できるように頑張りたいと思います。

宍倉健浩(スポ4=東京・早実)

――今日のレースの位置付けは

先日まで教育実習に行っていて、その3週間ほどは自分で考えて練習を組んでいたので、その成果を確認するという位置付けで臨みました。そして今日の結果を踏まえてこの先2ヶ月どう組み立てていくか判断するためのレースでもありました。

――目標タイムはありましたか

いや、3000メートルを8分半で通過するというのがあったので、その後2000メートルを自分でどうつくるかということで。後半に関しては他に競う人がいればその人に勝ち、いなければ自分でしっかりペースを落とさず上げていくという感じでした。

――最近の調子はいかがですか

教育実習中はその疲労とかもあったのですが、練習自体はしっかりできていたので。3週間充実した練習ができていたかなと思います。

――教育実習期間の練習はどんなことを意識して取り組んでいましたか

時間が制限されるので、いかに限られた練習時間で自分に必要な部分を考えて練習するかというところを意識して取り組みました。 あとは高校生とやっていた部分もあるので元気でフレッシュな環境を生かして上手くやっていました。ここからは箱根(東京箱根間往復大学駅伝)がメインになっていくので、練習量は落とさず、あとは箱根のレースペースで68から70秒というのがあるので、そのペースに慣れることは一番意識していました。

――今日のご自身の走りを振り返っていかがですか

現段階では自己ベストも出せましたし、3000メートルを8分半、1周68秒で走った上で後半(ペースを)上げられたのでそこに関しては合格かなと。ただ箱根はこの4倍の距離になりますし、体力的にはまだまだ足りていない部分があるので、ここから2ヶ月そこをどう体力をつけていくかという感じですね。

――ゴール後には悔しそうな表情も見られましたが、どんな点への悔しさだったのでしょうか

4000メートル通過時点で13分台をぎりぎり狙えるか否かという感じで、そこで13分台を狙おうとしてラスト1000メートル上げたのですが、あと一歩届かずという。そこの2秒が悔しさの原因ですかね。

――教育実習で離れていた間に、チームは全日本大学駅伝対校選手権5位という結果を残しました。それはどうご覧になっていましたか

正直悔しいしかなくて。チームメートなので応援する気持ちはもちろんあるのですが、それよりもやはり自分が出られなくて、さらに自分が出ていた年より全然結果がいいというのがあって。すごく複雑というか悔しい気持ちが大きかったです。でもやはり今みんなどんどん力をつけてきているので、危機感というか、あと2ヶ月しっかりしなきゃなという気持ちになりました。

――4年生としてチーム状況をどう見ていますか

実力はついてきたので、もうみんなそれぞれ考えてやっているので自分から言うことはないのですが、あとはチームとしてどう一つになるかというのが問題かなと思います。色々方向性がばらばらだったり、組織的にうまくいっていない部分もあるので、そこをみんながうまく一つになって箱根でチームとして勝つという気になれば、結果はもっと戦える、優勝争いできるくらいになるのかなと思います。

――今後の予定は

11月末に1万メートルを走ります。記録を狙いにいくというよりは練習の流れの中でどう走るかということで。例年通りでいくと箱根の最初の10キロのイメージで走るのかなと。そこを一つのポイントに置きながらあとは箱根に向けてという感じです。

住吉宙樹(政経4=東京・早大学院)

――このレースの目標は

1周70~71秒で1000メートルまでいって、そこからフリーという設定でした。70~71秒というのは自分の力からすると結構いっぱいいっぱいのペースなのですが、ビビらずについていって思い切ったレースをして記録を出そうという気持ちでした。

――ご自身の走りを振り返って

点数で言うと60点です。評価できる点としては、前半は1周70秒を切るようなペースだったのですが、そこについていけたところです。6000メートルを過ぎてから段々ペースが落ちてきて、8000メートル以降動きも崩れてきてさらにラップを落としてしまったので、後半の粘りが課題かなと思います。もっと根本的な部分で言えば、1周70秒を切るようなペースでももっと余裕を持っていける力がないといけないのかなと思いました。

――調子はいかがでしたか

良かったと思います。前に1万メートルを走った時(第7回早大競技会)に30分以上かかって、その時は調子が底でした。そこから、気持ちを切り替えて基礎から作り直そうと思い、菅平の合宿などで泥臭く距離を積むような練習をやって段々調子が上がってきました。以降はポイント練習なども上り調子で消化できています。

――タイムについてどのように評価しますか

評価できる部分もあるけど、周りを見ると1万メートルで僕の前に3人いて、5000メートルでも好タイムを出している選手がいて、みんな強いので、16人のメンバー争いを抜けてさらに10人に入っていくとなると、かなり厳しい戦いになってくるなと思います。だから率直に自分の力をもっと上げていかないといけないなという思いが一番強いです。

――全日本に出走できなかったことをどのように受け止めていますか

悔しかったですね。テレビを見て応援していましたが、応援したい気持ちと、自分がそこに絡めていない悔しさから見るのがつらいなという気持ちとがありました。

――箱根に向けての意気込みをお願いします

小学校の頃から早大で箱根を走ることが夢で、それに挑み続けてきたのですが、「挑み続けた」で終わりにしたくないので、しっかり結果を出して、やり切ったと思って終わりたいと思います。そうやって自分の力をどんどん上げていくことが、チームの総合3位という目標にも直結すると思うので、使命感をもってやっていきたいと思います。

半澤黎斗(スポ3=福島・学法石川)

――久々に自己記録を更新しましたが、今のお気持ちは

高3の11月に前の自己記録を出したので、ちょうど3年ぶりということで、ここまで長くて苦しかったので少しほっとしてはいるのですが、後輩が自分よりも良いタイムで走っているので、これで気を抜けないなという感じです。

――目標タイムは

大学入学以降のベストが14分18秒だったので、まずはそこを切ることを最低のラインにしていて、後はいけるところまでいきたいと思っていました。練習から見ても13分台ぎりぎりいけるかどうかかなと思っていたので、自分でも少し驚いています。

――全日本では出走が叶いませんでしたが、どのように受け止めていますか

練習から周りの選手の方が走れていることはわかっていて、全日本に出場しない選手は4日に記録会があることもわかっていたので、もちろん悔しさはありましたがしっかり切り替えてこっちでしっかり結果を残そうと思いました。

――レースプランは

GMОの選手が13分50秒くらいでいくというのを前々から聞いていたので、それをしっかり使って、いけるところまでついていこうと思っていました。チームとしてラスト1キロはしっかり上げて終わるという共通認識があったので、そこもしっかり意識して走りました。

――意識していた終盤の走りについて振り返っていかがでしたか

3000メートル過ぎからきつくなって集団を離れてしまったのですが、これまでだったらそこからズルズル下がっていってしまうレースが多くて自分の課題だった部分を、今回はきつくなってからギリギリで粘ってもう1回最後上げることができました。まだまだ先頭まで差があったのですが、今までよりはいい走りができたかなと思います。

――終盤粘ることができた要因は

重点的にそういう練習を増やして、気持ちの面でも終盤の粘りを意識して取り組んできたので、それがやっと結果に繋がったという感じです。

――次の目標は

全日本で同期や後輩がいい走りをしてくれて刺激をもらって、その流れに乗って走ることができたと思っているので、その流れをチームとして維持したいです。最大の目標である箱根で、全日本では届かなかった3位以内に入れるようにもう一段ギアを上げられるように頑張りたいと思います。

小指卓也(スポ2=福島・学法石川)

――このレースの目標は

前回の記録会で13分台を目指したのですが出せなかったので、今回こそはという思いでした。

――調子はいかがでしたか

前の記録会も調子が良くて突っ込みすぎてしまってタイムが出なかったので、集団で抑えめでいけばいけると思っていました。前の記録会の感覚で練習も継続できていて、体も良く動いていたので、きょうは絶対に13分台が出せると思っていました。

――集団の中での位置取りなどは意識していましたか

あまり意識していなくて、とりあえず第一集団について余裕があったら出られるタイミングで出ようと思っていたのですが、最後まで使わせていただきました。

――タイムについてどう評価していますか

満足する部分もありつつ、このタイムより速く走っている選手が多くいて、このタイムで走るのが当たり前というような感覚になりつつあるので、自信にしつつも、特別感は持たずに今後もひたむきにやっていきたいと思います。

――全日本に出走できなかったことについてどのように受け止めていますか

選考の段階で怪我から復帰したばかりで、メンバーに入らないのは当たり前だったので箱根1本に絞ろうという考えで、その経過としてのきょうの記録会だったので、箱根に向けていい走りができたと思っています。

――今後に向けての意気込みをお願いします

11月末におそらく1万メートルを走ると思うので、28分台を出せるように頑張りたいと思います。

北村光(スポ1=群馬・樹徳)

――今日のレースはどのような位置付けで臨みましたか

今日は8000メートルまでを集団でいき、ラストの2000メートルをフリーでいく形で走りました。正直全日本(全日本大学駅伝対校選手権)のメンバーから外れて落ち込む部分はあったのですが、今日のレースで自己ベストを30秒くらい更新することができたので、うれしい気持ちです。

――どのようなラップタイムでレースを展開しようと、当初考えていましたか

70から71秒と聞いていたのですが、最初思ったよりも速かったです。結構余力があったので、切り替えてベストを狙っていこうという気持ちでいきました。

――集団の中では余裕を持って走ることができましたか

3000メートルくらいできついと思ったのですが、ペースが落ちたときに余力を持つことができたので、ラスト2000メートルで、今日はいい走りをすることができたと思います。

――後半の走りを振り返ると

ラスト2000メートルで上げきれないというのがあったので、そこが課題になってくると思います。中盤のスピードをもう少し鍛えることができればいい結果が出ると思います。

――今日のレースで見つかった収穫は

前半ある程度速いペースでいって、ラストで上げることはできたのですが、裏を返せば中盤落ちてしまったので、今後は改善していきたいと思います。

――全日本で走るメンバーから外れた時、どのようなことを感じましたか

正直走れると思っていたので、中学時代から考えると初めて走るメンバーから外されて複雑な気持ちだったのですが、しっかり切り替えてベストを出すことができたので、次の東京箱根間往復大学駅伝(箱根)に向けて切り替えていきたいと思います。

――同期3選手が全日本を走ったことはどのように感じましたか

同じ舞台で戦わないといけないと思ったのと、辻(文哉、政経1=東京・早実)がいい走りをしたので、同級生なのでそこは負けられないなと思いました。

――今後のレースはどこになるのですか

3週間後の早大記録会に出ると思います。

――今後の目標について

もう一回そこでベスト以上の走りをし、箱根につなげたいです。

佐藤航希(スポ1=宮崎日大)

――どのような目標をもってレースに臨みましたか

今日は故障明けということもあって、トラック自体は昨年の9月以降だったので1年と2か月くらい空いてしまいました。大学に入学して初戦で、今回が復帰レースになったので、あまりタイムは意識していませんでした。現状の状態を知るという位置づけで走っていました。

――どのようなレースプランをもって臨まれましたか

宍倉(健皓、スポ4=東京・早実)さんと吉田(匠駅伝主将、スポ4=京都・洛南)さんが引っ張ってくださるという話だったので、ただついていくだけでした。その中で、後半(レースを)どう動かすかということが課題だと思っていたので、前に行かれた時に最後までしっかりついていくというのを意識していました。

――結果を受けて、どのような現状をご自身で受け止めましたか

同期の選手たちと比べても実力不足というか、差が開いてしまっていますね。走ってみて、現状まだまだ実力不足だなということがわかりました。復帰したてということもありますが、力不足だなと思います。

――100パーセントではない中で、タイムについてはいかがですか

全然まだまだで、順調に行っていれば本来この時期は13分50秒を切るくらいでなければいけません。しかし14分一桁というタイムなのでまだ練習不足というか、甘いなと思います。