22歳にしてテニスの世界ランキング6位のステファノス・チチパス(ギリシャ…

22歳にしてテニスの世界ランキング6位のステファノス・チチパス(ギリシャ)は、プロバスケットボール選手と共に過ごすことが自分にとってどう役立ったかを語った。伊ニュースサイトUBI Tennisが報じている。【動画】チチパス2019年のスーパープレー集

チチパスは先日、バスケットボール選手のヤニス・アデトクンボや、棒高跳び選手のエマヌイル・カラリスと共に過ごした。アデトクンボはミルウォーキー・バックスに所属する選手で、NBAのMVPに2年連続で選出されている。さらに、同じシーズンにMVPと年間最優秀ディフェンス選手に同時に選ばれた史上3人しかいない選手の1人でもある。他の2人とは、いずれもレジェンド選手のマイケル・ジョーダンとアキーム・オラジュワンだ。

チチパスは、他のスポーツのトップ選手と一緒に過ごす時間を堪能したと語った。

「彼からは学ぶことがたくさんあったと思う。それに、僕らは違うスポーツをしているけれども、どちらもとても高いレベルでプレーしているから、お互いに共感できることがたくさんある。アデトクンボと話して、テニスとバスケットボールの違いや仕事に取り組む姿勢、それに僕らの人生そのものについて語り合えて、とても嬉しかった」

チチパスは今年「ATP250 マルセイユ」で優勝したほか、2大会で決勝に、「全仏オープン」では準決勝に進出した。今年はパンデミックによって5ヶ月間ツアーが中断されていたことを考えれば、上々の成績だ。

成功をおさめているにもかかわらず、チチパスは1年前の自分と比べて今の自分が必ずしも優れているとは思わないと言う。昨年、彼はATPの大会を3つ制したが、そのうち1つは、今のところ彼のキャリア最大のタイトルである年度末の「Nitto ATPファイナルズ」での優勝だった。

「自分がより良い選手になったとは必ずしも言えない。これについて、休暇をギリシャで過ごしていた時にヤニスと語り合ったよ。僕らには、自分の限界に達しつつあるように感じる瞬間が訪れることがある一方で、要領よくこなして、過剰に訓練しないようなこともある」

「こういった小さなことは、必ずしも試合でのパフォーマンスを向上させるわけではない。だって、どこかにかならず限界があるのは間違いないからね」

チチパスは、ここ数ヶ月間で喜ばしく思っていることが1つあると明かした。メンタル面だ。彼はコート上で以前より強くなっていると実感しており、その確信が試合に勝つことを後押ししているという。ただし、今年の彼の成績を見ると、最終セットの成績は4勝5敗、またトップ10選手との対戦成績は1勝2敗と負け越している。

「今年に入ってから、僕の試合への姿勢はずいぶん良くなったと思う。それに、平静を保てることやコート上で落ち着いていられることで、たくさんの試合に勝つことができた。そして試合中に難しい状況に陥った時にも、自分を信頼することができている」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのチチパス

(Photo by Julian Finney/Getty Images)