関東学生トーナメント6日目。女子ダブルスでは、吉田百花主将(文4=横浜清風)・岡垣穂香(国際2=岡山学芸館)組が健闘むなしく、準々決勝で敗退。女子シングルスコンソレーションでは竹本萌乃(政経2=高松北)が勝ち抜きインカレ本選出場を決めた。…

 関東学生トーナメント6日目。女子ダブルスでは、吉田百花主将(文4=横浜清風)・岡垣穂香(国際2=岡山学芸館)組が健闘むなしく、準々決勝で敗退。女子シングルスコンソレーションでは竹本萌乃(政経2=高松北)が勝ち抜きインカレ本選出場を決めた。

◆10・28~11・9 関東学生トーナメント(大宮けんぽグラウンド)

▼11・6

[男子ダブルスコンソレセミファイナル]

森・北岡組 1{4-5、4-1、7-10}2 田中・白藤組(慶大)○

[女子シングルスコンソレセミファイナル]

〇竹本 2{0-4、4-2、108}1 日暮(駒大)

[女子シングルスコンソレファイナル]

○竹本 2{4-1、3-0(RET)}0 手代木(日大)

[女子ダブルス4回戦]

吉田百・岡垣組 0{2-6、2-6}2 清水・日暮組(駒大)

[女子ダブルスコンソレセミファイナル]

〇金山・竹本組 2{4-1、5-4}0 清水・金内組(駒大)

[女子ダブルスコンソレファイナル]

金山・竹本組 1{2-4、5-4、710}2 橘・板谷組(日大)

【女子シングルスコンソレーション:竹本萌乃】

 修正力の高さを発揮した。「相手のロブに無理に付き合ってしまった」。準決勝、相手のショットに苦しみ、思うように攻められず。第1セットを0-4で落としてしまう。「第1セットで悪かったことを立て直せた」。続く第2セットからはストロークが冴えわたり、一気に流れに乗った竹本。第1ゲームから、ブレークすると、4-2でこのセットを奪う。迎えた最終セットは両者譲らないまま、8-8に。「コースを狙って振って、強気で行くことを心がけた」。最後は粘った竹本が連続ポイントで勝利。

 続く決勝では、圧倒し続けた竹本。相手に1度もブレークを許さない盤石な試合運びを展開した。ゲームカウント4-1、3-0で勝利。自信初となるシングルスでのインカレ本選出場を決めた。

【女子ダブルス準々決勝:吉田百花主将・岡垣穂香VS清水里咲・日暮春香(駒大)】

 惜しくもベスト4には届かなかった。第1セット、開始からブレークし合う展開でゲームカウント1-1。しかし、サービスゲームをキープすることができず。「向こうの勢いに押されてしまった」(吉田百)。4連続でゲームを落とし、一気に1-5となる。ブレークポイントをつかんだ場面もあったが、チャンスをつかめずに第1セットを落とす。巻き返しを狙った第2セットだったが、先にブレークを許し、流れに乗れず。「決め切るところを決めきれず、自分たちのテニスに持ち込めなかった」(岡垣)。好機は生かせず、準々決勝で敗退となってしまった。それだけに「インカレはダブルスで優勝する」(吉田百)。悔しさを胸にインカレに臨む。

 (試合中、笑顔を見せる吉田百・岡垣ペア)

 6日目を終えて、明大勢で残るは女子シングルスの吉田明日香(政経3=四日市商業)のみ。今回は第1シードに選ばれており、ここまでも順調な勝ち上がりを見せている。昨年度インカレベスト4の実力者が女子部に悲願のタイトルをもたらすか注目だ。

[田中佑太]

試合後のコメント

吉田百主将

――今の気持ちはいかがですか。

 「あと1歩でベスト4に入れたので、きょう勝つことができなくてすごく悔しいです」

岡垣

――インカレへ向けての意気込みをお願いします。

 「インカレでは今日の負けを反省して頑張りたいです」

竹本

――インカレでの目標はありますか。

 「昨年度はダブルスだけインカレに出場したので、シングルスでは今年度が初めてです。今年度は予選がないので、すごく勝ちたいですけどまずは1勝、1つずつ勝ちたいです」