「メトロポリア オレンジ・ボウル国際テニス選手権」(アメリカ・フロリダ州プランテーション/12月5~11日/ITF Grade A/クレーコート)の18歳以下少年シングルスで第1シードのミオミール・ケマノビッチ(セルビア)が第2シードのウ…

 「メトロポリア オレンジ・ボウル国際テニス選手権」(アメリカ・フロリダ州プランテーション/12月5~11日/ITF Grade A/クレーコート)の18歳以下少年シングルスで第1シードのミオミール・ケマノビッチ(セルビア)が第2シードのウー・イービン(中国)を6-3 6-1で倒し、2年連続優勝を果たした。  17歳のケマノビッチは、ジュニア世界ナンバーワンとして今年を終える。彼は、ビリー・マーティン(1973、74年)、ハロルド・ソロモン(1969、70年)に次ぎ、70年の歴史を誇るオレンジ・ボウルで2年連続で18歳以下少年シングルスに優勝した3人目の男子選手となった。  ケマノビッチは前週アメリカ・フロリダ州ブラデントンで開催されたエディ・ハー大会(11月28日~12月4日/ITF Grade 1/クレーコート)とオレンジ・ボウルの双方で18歳以下少年シングルスのタイトルを獲得した選手として、ドミニク・ティーム(2011年)、アンディ・ロディック(1999年)に続くことになった。この2つの大会が2週連続で開催されることになったのは1993年からのことだ。  オレンジ・ボウル18歳以下少女シングルスは、16歳の第9シード、カヤ・ジュバン(スロベニア)が優勝した。彼女は決勝でジュニア世界1位のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-1 6-4のストレートで下した。

 なお日本勢は少年ダブルスで、第4シードの堀江亨(関スポーツ塾・T)/清水悠太(パブリックテニスイングランド)が羽澤慎治(西宮甲英高)/田島尚輝(TEAM YONEZAWA)を6-2 6-1で倒してタイトルを獲得した。 (C)AP(テニスマガジン)