「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/11月2日~11月8日/室内ハ…

「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/11月2日~11月8日/室内ハードコート)2回戦に勝利し、ツアーにおけるシングルス通算1,000勝の偉業を達成した世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、コーチである元世界1位カルロス・モヤ(スペイン)がナダルのベストマッチ5つを挙げた。【動画】通算1,000勝を達成したナダルのベストショット100選!

モヤコーチが選んだのは、下記の5試合。

2004年「デビスカップ」決勝

2005年「ATP1000 マドリード」決勝

2008年「ウィンブルドン」決勝

2009年「全豪オープン」準決勝

2013年「全仏オープン」準決勝

◆2004年「デビスカップ」決勝:対アメリカ

当時18歳で世界51位だったナダル。スペインチームはモヤが第1試合を先取すると、第2試合のナダルの相手は当時世界2位のアンディ・ロディック(アメリカ)。同年の「全米オープン」2回戦ではストレートで敗れたナダルだったが、この日は見事ロディックを撃破。スペインの優勝に大きく貢献した。

◆2005年「ATP1000 マドリード」決勝

この年、ナダルは初出場の「全仏オープン」でいきなりの初優勝。現在に続く赤土での偉大な道を歩み始めた。その後の10月、当時はまだクレーではなくハードコート大会だった「ATP1000 マドリード」で、ナダルは地元スペインに凱旋。

当時マスターズ1000の決勝は5セットマッチだったが、ナダルは2セットダウンから逆転優勝。フルセット3時間51分の激闘を制し、見事に地元観衆の期待に応えた。

◆2008年「ウィンブルドン」決勝

ナダルのキャリアで切っても切り離せないのが、ロジャー・フェデラー(スイス)とのライバル関係だ。その中でも伝説の名勝負と呼ばれるほどの1戦が、2008年「ウィンブルドン」決勝。当時世界1位だったフェデラーと2位ナダルとの頂上決戦は、4時間48分の死闘だった。

過去2006年、2007年と2年連続同じ決勝でフェデラーに敗れていたナダル。しかし、このとき同大会5連覇中だったフェデラーを3度目の正直で撃破。途中雨による中断もありながら、「ウィンブルドン」初優勝を果たした。

◆2009年「全豪オープン」準決勝

当時「全豪オープン」初優勝を目指し、準々決勝までは1セットも落とさず順調に勝ち上がったナダル。続く準決勝は、当時世界15位だったフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)との同郷対決に。5時間14分にも及んだこの準決勝は当時の同大会最長記録となり、「全豪オープン」の名勝負として語りぐさになった。

◆2013年「全仏オープン」準決勝

ATPによると、ナダル自身も「全仏オープン」のベストマッチと認めるこの試合。当時も世界1位だったノバク・ジョコビッチ(セルビア)との、4時間37分に及ぶフルセットの試合だ。

今シーズンは「全仏オープン」で前人未到13度目の優勝という偉業を達成したナダルだが、同大会においてフルセットマッチとなったのは2011年の対ジョン・イズナー(アメリカ)と、2013年の対ジョコビッチのわずか2試合しか無い。

◇   ◇   ◇

<モヤコーチの選ぶ、ナダルのベストマッチ5選>

2004年「デビスカップ」決勝

〇ナダル 6(6)-7、6-2、7-6(6)、6-2 ●アンディ・ロディック(アメリカ)

2005年「ATP1000 マドリード」決勝

〇ナダル 3-6、2-6、6-3、6-4、7-6(3) ●イバン・ルビチッチ(クロアチア)

2008年「ウィンブルドン」決勝

〇ナダル 6-4、6-4、6(5)-7、6(8)-7、9-7 ●ロジャー・フェデラー(スイス)

2009年「全豪オープン」準決勝

〇ナダル 6(4)-7、6-4、7-6(2)、6(1)-7、6-4 ●フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)

2013年「全仏オープン」準決勝

〇ナダル 6-4、3-6、6-1、6(3)-7、9-7 ●ノバク・ジョコビッチ(セルビア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 パリ」でのナダル

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)