ロマチェンコ―ロペス戦など7試合を選出「最初から最後までの、最高の瞬間たち」 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は米ラスベガスデビュー戦でWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回2分59…

ロマチェンコ―ロペス戦など7試合を選出「最初から最後までの、最高の瞬間たち」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は米ラスベガスデビュー戦でWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)に7回2分59秒KO勝ちした。プロモートする米興行大手・トップランク(TR)は「10月の最高の瞬間」として鮮やかなカウンターでマロニーを沈めたKOシーンに脚光を浴びせている。

 何度見ても痺れるシーンだ。井上の強打が何度もマロニーの顔面を歪ませる。そしてフィニッシュは7ラウンド終盤、相手が右を出そうとした瞬間、狙いすました井上が右ストレート一閃。完璧なタイミングのカウンターでキャンバスに沈めた。

 井上―マロニー戦を含め、トップランク社が10月に主催した興行から7つの激闘シーンに脚光。「10月は最高の試合スケジュールが組まれ、そして開催された。最初から最後までの、最高の瞬間たち」と記して動画を投稿すると、米ファンからも注目が集まっている。

「イノウエ対サンタ・クルスは面白いかもしれない」
「イノウエはメイウェザー並のカウンターの持ち主だ」
「イノウエとロペスは野獣だ」
「ベストゲームはイノウエ戦」
「ナオヤ・モンスター・イノウエだ」

 ビッグマッチがいくつか開催された10月。そんな中でも井上が残したインパクトは大きかったようだ。

【トップランクが選出した10月の最高の瞬間】※左側が勝者

1.ホセ・セペダ―イバン・バランチェク
2.ジャニベク・アリムハヌリ―ゴンサロ・コリア
3.エマヌエル・ナバレッテ―ルーベン・ビラ
4.エドガー・バーランガ―ラネル・ベローズ
5.テオフィモ・ロペス―ワシル・ロマチェンコ
6.ミカエラ・メイヤー―エヴァ・ブロドニッカ
7.井上尚弥―ジェイソン・マロニー(THE ANSWER編集部)