1968年にテニスがオープン化されて以来、12人の選手が男子シングルスで…

1968年にテニスがオープン化されて以来、12人の選手が男子シングルスで60回以上の優勝を遂げている。ロッド・レーバー(オーストラリア)、ジミー・コナーズ(アメリカ)、ビヨン・ボルグ(スウェーデン)らのテニスレジェンドたちが、その偉業を成し遂げた。そしてロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の3人が果たした更なる偉業について、Tennis World USAが報じた。【動画】ナダルのクレーでのスーパープレートップ10

60回の優勝を遂げるだけでもすごいことだが、この3人は一つのサーフェスで60回優勝したのだ。フェデラーはテニスのオープン化以降初めて、ハードコートで60回優勝の優勝を飾った。

今年8月にジョコビッチが「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」で優勝し、フェデラーに次いでハードコートで60回の優勝を遂げた選手となった。

そして昨年まででクレーコートで59回の優勝を果たしていたナダルは、春のクレーコートシーズンがなくなってそのチャンスがなかった。だがプロテニスは再開し、9月と10月に2度のチャンスができた。

最初のチャンスであった「ATP1000 ローマ」では準々決勝でディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に敗退。だが「全仏オープン」で、大会記録の13度目の優勝、17年連続でクレーコートでのタイトル獲得、グランドスラム男子シングルス20回目の優勝でフェデラーと並ぶと共に、クレーコートでの通算60回目の優勝という偉業を成し遂げたのだ。

ナダルがツアー初優勝を遂げたのは18歳の時、クレーコートのソポト大会で、それ以後他の誰にも真似できないようなやり方で「クレーキング」として君臨してきた。ナダルのクレーコートでの通算戦績は445勝40敗。

あちこちで多くの大会が開催されるハードコートと違い、クレーコートの大会はほぼ4月から6月の間に限られる。その短い期間に、ナダルは2005年、2007年、2013年の3回、5つ以上のタイトルをクレーコートで獲得している。34歳にしてナダルは今年の「全仏オープン」で、サービスゲームでもリターンゲームでも主導権を渡さず、7試合で8度しかブレークを許さず、全試合ストレートで勝利した。

●一つのサーフェスでの最多優勝

フェデラー:71、ハードコート

ジョコビッチ:60、ハードコート

ナダル:60、クレーコート

●ナダルの年ごとのクレーコートでの優勝回数

2004:1

2005:8

2006:4

2007:5

2008:4

2009:3

2010:4

2011:3

2012:4

2013:6

2014:3

2015:2

2016:2

2017:4

2018:4

2019:2

2020:1

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」V13の瞬間のナダル

(Photo by Julian Finney/Getty Images)