<写真・ラストゲームを戦う川田主将>  10月25日、大東淀川体育館にて、2020年度関西学生バスケットボールリーグ戦第11戦が行われた。大体大と対戦し、74-66で勝利した。 きょうの第1試合で龍大が神医福大に勝利し、関学の全日本インカレ…


<写真・ラストゲームを戦う川田主将>

  10月25日、大東淀川体育館にて、2020年度関西学生バスケットボールリーグ戦第11戦が行われた。大体大と対戦し、74-66で勝利した。

 きょうの第1試合で龍大が神医福大に勝利し、関学の全日本インカレ出場への道が絶たれた中で迎えた今試合。エースシューター横川(商4)がケガであまり出場できない中、下級生の活躍が目立った。第1クオーター(Q)から接戦となった。先制点は相手に決められたが、残り8分21秒に小西(経3)がミドルシュートを決めて、反撃。ここから小西は3連続で得点した。終盤に北橋(経1)の3点シュートなどで得点し、18-11とリードを奪う。第2Qも一進一退の攻防が続く。開始早々、吉田(法2)が1対1から華麗なドリブルで相手を抜き去り、得点。だが、残り4分14秒、同点に追いつかれた。残り30秒に岸本(理3)のアシストから小西がジャンプシュートを決め、32-28と4点リードでハーフタイムへ。第3Qもクロスゲームの展開。残り6分38秒に相手の3点シュートで逆転された。その30秒後に失点し、関学はたまらずタイムアウト。気持ちを切り替え、残り25秒に吉田がミドルシュートを決め、52ー49で最終Qを迎える。運命の第4Qも両者譲らない展開に。残り7分15秒に3点シュートを決められ、2点差とされると、お返しとばかりに北橋が3点シュートを沈めた。後半も一進一退の攻防が続いたが、終盤に北橋、古谷(法4)が3点シュートで勝負を決めた。74-66で勝利し、リーグ最終戦を白星で飾った。この結果、関学はリーグ戦6位となり4年生は引退となった。

試合後のコメント

川田大起主将(人4)「やはりインカレに行きたかった。結果が全てなので仕方ない。去年も他力本願で行けなかった。自分たちの実力でインカレに行けなくて悔しい。最後の試合は楽しもうと臨んだ。相手もインカレ出場がなくなり、気持ちの勝負だった。ラストゲームになり、4年生だけでなく下級生も思いっきりプレーできていて、来年につながるゲームだった。リーグ戦を振り返ると試合を戦って行く中でチームが一丸となったと思う。リーグ初戦で負けてまだまだチームが出来上がってないと感じた。だが、大院大戦で自分たちのバスケットが体現でき、全員が自分の役割を果たすようになり、チームが良くなったと感じる。チームがまとまることは今後も大切になってくる。(後輩へ)今年は試合に出る5人中4人が4年生という試合が多かった。来年は全員がフレッシュな気持ちで、聖也(小西)に頼ってばかりでは勝てない。一人一人が役割をやるべきことをしてほしい。あとは思いっきりプレーすることが今後も大切になる」