2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第13日目。NPBイースタン選抜は台湾プロ野球選抜と試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。1(右)山崎晃大朗(東京ヤクルト)2(三)増田大輝(読売巨人)3(二)平沢大河(千葉ロッテ)…

2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第13日目。NPBイースタン選抜は台湾プロ野球選抜と試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。

1(右)山崎晃大朗(東京ヤクルト)
2(三)増田大輝(読売巨人)
3(二)平沢大河(千葉ロッテ)
4(遊)廣岡大志(東京ヤクルト)
5(中)青柳昴樹(横浜DeNA)
6(一)網谷圭将(横浜DeNA)
7(指)山本泰寛(読売巨人)
8(捕)嶺井博希(横浜DeNA)
9(左)重信慎之介(読売巨人)

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イースタン選抜は1点を追う2回、網谷の四球と山本、嶺井の連打で満塁とすると重信の打球が相手のエラーを誘い2者が生還。先制を許した直後に逆転に成功しさらにワイルドピッチで1点を加えた。3回にも四死球でためた走者を青柳がきっちり送って1死2、3塁とチャンスを広げると網谷が2点タイムリー2塁打を放つ。この後、台湾プロ野球選抜の守備の乱れで網谷がホームを踏んだ。5回には先頭の青柳が安打と盗塁でチャンスを作り、網谷、嶺井がタイムリー。序盤の6得点は相手のミスも絡んでのものだったが、この回はしっかり打って2点を追加しリードを7点に広げた。

ストレートとシュートが得意な先発・原樹理(東京ヤクルト)は初回に2死一発から浴びたもののその後は打者9人をパーフェクト。4回2死から招いた満塁の場面もアウトコースに決まるストレートで見逃し三振を奪いピンチ脱出。5回2死2塁でも台湾プロ野球選抜の2番打者をインコースのストレートで狙い通り詰まらせてライトフライに打ち取り、先発としてしっかり試合を作った。

セーフティリードをつけて迎えた7回には2死1、3塁から山崎が1塁線を破る2点タイムリー3塁打を放ち2桁10得点を挙げる。しかしその裏に今季イースタン29試合で防御率0.74だった福地元春(横浜DeNA)がつかまり2点を失ってしまう。なおも2死1、2塁から安打を打たれるがレフト・重信が好返球でホームを狙った走者を刺しタッチアウト。4点目は許さない。好プレーで追加点を防ぐと8回には頭に死球を受けた廣岡に代わり4番に入っていた内田靖人(東北楽天)がバックスクリーンに本塁打。将来の主軸候補に待望の一発が飛び出した。

先制こそ許したもののすぐさま逆転に成功すると、その後も終始攻め続け今大会初の2ケタ得点で大勝。危なげなく台湾プロ野球選抜を振り切った。

イ選抜 033 020 210 11
台湾プ 100 000 200 3