<写真・弓を取り備える松田> 10月25日、大阪府服部緑地陸上競技場特設レンジにて令和2年度関西学生アーチェリー第1回公認記録会が行われた。 例年は新人戦が行われていたが、今年度は参加人数が少なく代替試合として行われた今大会。関学からは男子…


<写真・弓を取り備える松田>

 10月25日、大阪府服部緑地陸上競技場特設レンジにて令和2年度関西学生アーチェリー第1回公認記録会が行われた。

 例年は新人戦が行われていたが、今年度は参加人数が少なく代替試合として行われた今大会。関学からは男子7名、女子3名の合計10名が出場した。11月に行われる予定だったインドア選手権大会が中止となったため、今年度の学連管轄の大会は今大会が最後に。今回はリカーブ部門70メートルを72射で行なった。選手同士でコミュニケーションを取りながら、約3時間ほど的を狙った。選手側は無風ながら、的側には風が吹いているというイレギュラーな環境の中、それぞれが修正をしながら打ち続けた。記録会のため順位は出ないが、各々が来年度につながる実りある大会となった。

 次戦は10月31日〜11月1日に愛知県岡崎市龍北総合運動場にて第62回全日本ターゲットアーチェリー選手権大会が行われ、関学からは射場が出場する。

試合後のコメント

射場直希主将(経3)「個人的にはすごくスコアが低かった。その原因は風が読めなかったこと。打ち方に関してはいつも通りできたが、旗を見ながら風を読んで打つことができず、最後まで盛り返すことができなかった。だが、逆に言うと的に当たらない経験をすることができたので、今後は修正する余裕を持つことができると思う。選手たちもみんな、緊張感がある中で楽しみながら臨むことができていた。インドア選手権大会がなくなってしまったため、関学として戦う試合は来年の春季リーグ戦になってしまう。対外試合をするのが厳しい状況の中、部内でも試合をしながら、試合経験の不足を補っていきたい。個人としては来週の全日本で予選通過を目指す。そしてナショナルチームの選考会へ行けるよう頑張りたい」