ウィンブルドンで2度優勝している世界11位のペトラ・クビトバ(チェコ)が、世界6位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を先月まで指導していたイリ・バネク(チェコ)と新たなコーチ契約を結んだ。 そしてプリスコバは今年1月までクビトバを7年に…
ウィンブルドンで2度優勝している世界11位のペトラ・クビトバ(チェコ)が、世界6位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)を先月まで指導していたイリ・バネク(チェコ)と新たなコーチ契約を結んだ。
そしてプリスコバは今年1月までクビトバを7年にわたり指導してきたダビド・コティザ(チェコ)と新たなコーチ契約を結び、つまり両選手のコーチが入れ替わる形となった。
プリスコバとバネクのコーチ関係は2014年に始まり、年々成果を上げてツアーで6つのタイトルを獲得。今年のトップ10入り(自己最高5位)と全米オープン決勝進出に至った。
一方、クビトバとコティザのコーチ関係は今年1月の全豪オープン(2回戦敗退)まで7年におよび、その間に2011年と2014年のウィンブルドン優勝を含む17のタイトルを獲得している。クビトバの最高ランキングは2011年の2位。
しかしクビトバは2015年8月のニューヘブン以降タイトルがなく、今年4月からダブルス・スペシャリストのフランティセック・チェルマック(チェコ)とコーチ契約を結んだが、5月にはトップ10外となり、9月の全米オープン(4回戦敗退)後にその関係を解消した。
コーチがいない状態でクビトバは、10月の武漢、11月の珠海で優勝した。
クビトバとプリスコバは先月、チェコ代表としてフェドカップ決勝を戦い、フランスを3勝2敗で倒して3連覇を達成している。(C)AP(テニスマガジン)