トッププロによるチームテニス「コカコーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(Coca-Cola IPTL)」の日本ラウンド3日目(埼玉県さいたま市・さいたまスーパーアリーナ)の第1試合は、2連勝中のインディアン・エーシーズと…

 トッププロによるチームテニス「コカコーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(Coca-Cola IPTL)」の日本ラウンド3日目(埼玉県さいたま市・さいたまスーパーアリーナ)の第1試合は、2連勝中のインディアン・エーシーズと1勝1敗のUAEロイヤルズが激突した。

 この対戦ではロイヤルズのベテランたちが、チームを勝利に導いた。41歳のトーマス・ヨハンソン(スウェーデン)がマーク・フィリポーシス(オーストラリア)を倒し、36歳のマルチナ・ヒンギス(スイス)は1、2日目に続いてこの日もフル回転。女子シングルスと混合ダブルスで連勝して、ロイヤルズは18-11と大きくリードを奪った。

強敵のインドペアを倒したヒンギス/クエバス

 すると、2日目に錦織圭(日清食品)に大敗したトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)も意地を見せ、シングルス2勝と好調なフェリシアーノ・ロペス(スペイン)に初めて土をつけた。「昨日より断然いい試合ができた」と、この日の出来には満足した様子だった。

 最後の男子ダブルスでは44歳のダニエル・ネスター(カナダ)も奮闘。5-5からシュートアウトで敗れるが、5-6でオーバータイムに突入してすぐ1ゲームを奪い、チームの勝利を決定づけた。

「チームとしてまとまり、勝つことができた」とシングルス勝利のベルディヒ

 結果、ロイヤルズとエーシーズがともに2勝1敗で並ぶが、この直接対決を制したロイヤルズが暫定トップに躍り出た。

◇   ◇   ◇

〈12月4日(日) 日本ラウンド DAY3〉

第1試合

UAEロイヤルズ 30-20 インディアン・エーシーズ

レジェンドシングルストーマス・ヨハンソン(スウェーデン)6-3 マーク・フィリポーシス(オーストラリア)

女子シングルスマルチナ・ヒンギス(スイス)6-4 キルステン・フリプケンス(ベルギー)

混合ダブルスパブロ・クエバス(ウルグアイ)/マルチナ・ヒンギス(スイス)6-4 ロハン・ボパンナ(インド)/サーニャ・ミルザ(インド)

男子シングルストマーシュ・ベルディヒ(チェコ)6-3 フェリシアーノ・ロペス(スペイン)

男子ダブルスダニエル・ネスター(カナダ)/パブロ・クエバス(ウルグアイ)6-6 フェリシアーノ・ロペス(スペイン)/ロハン・ボパンナ(インド)

(テニスマガジン/編集部◎池田 晋)