2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第12日目。7戦7勝と連勝街道を突き進むNPBウエスタン選抜は台湾プロ野球選抜と試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。1(遊)宗佑磨(オリックス)2(中)横田慎太朗(阪神)3(二)大…

2016年アジアウインターリーグ(台湾)の第12日目。7戦7勝と連勝街道を突き進むNPBウエスタン選抜は台湾プロ野球選抜と試合を行った。先発オーダーは、以下のメンバーになった。

1(遊)宗佑磨(オリックス)
2(中)横田慎太朗(阪神)
3(二)大城滉二(オリックス)
4(左)吉田正尚(オリックス)
5(一)古澤勝吾(福岡ソフトバンク)
6(指)曽根海成(福岡ソフトバンク)
7(右)幸山一大(福岡ソフトバンク)
8(三)溝脇隼人(中日)
9(捕)加藤匠馬(中日)

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ウエスタン選抜は初回、横田の安打と四死球で無死満塁のチャンスをつかむと相手のワイルドピッチで1点を先制。さらに無死二、三塁から打率.556とウインターリーグ大当たりの吉田がセンター前に2点タイムリーを放つ。この日も絶好調の4番の一打で試合の主導権を握った。

素早い牽制と好フィールディングで初回無死2塁を切り抜けた先発・青山大紀(オリックス)は、3回に招いた1死満塁のピンチも宗、大城の二遊間が併殺を奪い得点を与えない。オリックス勢が機敏な動きで試合を引き締める。青山は三者凡退に抑えたのは5回の1イニングだけだったが、カーブ、スライダーでカウントを整える安定した投球で6回無失点、先発の役割を果たしマウンドをリリーフ陣に託した。

7回から2番手として登板した2年目左腕・齋藤誠哉(福岡ソフトバンク)は8回に無死1、2塁で上位打線を迎えたが後続を断ちホームを踏ませない。最後は高校時代に春夏連覇を成し遂げたトルネード左腕・島袋洋奨(福岡ソフトバンク)が148km/hの豪速球を投げ込み3奪三振。完封リレーを完成させた。

打線は初回に3点を先制した後、放った安打は4安打のみで2併殺を喫し追加点を奪えなかったが、投手陣がピンチで踏ん張り、プロトップクラスの強肩を持つキャッチャーの加藤が低い弾道の正確な送球で走者を2度刺すなど強力にアシスト。試合前の時点では打率.299、出塁率は驚異の.455と打線の力が目立っていたウエスタン選抜だったが、この試合はきっちりと守り勝ち。安定した試合運びで完封勝ちを収め、連勝を8に伸ばした。

台湾プ 000 000 000 0
ウ選抜 300 000 00× 3