<写真・14の三振を奪った黒原> 10月19日、ほっともっとフィールド神戸にて令和2年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第6節(対京大第2戦)が行われた。 見事な完封勝利だった。先発の黒原(社3)は初回を4人で抑え、好調な立ち上がりを見せる。2…


<写真・14の三振を奪った黒原>

 10月19日、ほっともっとフィールド神戸にて令和2年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第6節(対京大第2戦)が行われた。

 見事な完封勝利だった。先発の黒原(社3)は初回を4人で抑え、好調な立ち上がりを見せる。2回に安打や失策で走者を三塁まで進めるが、得点は許さず。その後8回まで出塁を許さない完璧な投球。最高148キロの速球などで相手打線を翻弄した。9回先頭打者に安打を浴びるも危なげなく3死。被安打2、14奪三振の投球で完封勝利を挙げた。一方の打線は初回に中村晴(経3)、大谷(法3)の連続安打で好機をつくるが得点にはつながらず。試合が動いたのは3回。黒原が安打で出塁すると、中村が適時打を放ち先制に成功する。6回には、安打で出塁した中村が盗塁と失策で一気に三塁へ進むと、杉園(経3)の犠飛で追加点。長打こそなかったが、8本の安打で黒原の完封勝利を援護した。この結果、関学は同率4位に浮上した。 次は10月24日、阪神甲子園球場にて第7節対関大第1戦が行われる。
【関学】○黒原ー佐藤海(国2)

【京大】●池田、水江、原ー長野

試合後のコメント

岩井基泰主将(商4)「昨日は石丸が、今日は黒原が良く投げてくれた。守備のテンポの良さが、3回と6回の得点につながったと思う。最終節まで時間は短いが、良い形で勝てるようにしっかり準備をして、関関戦に臨みたい」