<写真・決勝ゴールを決めた渡邉裕> 10月18日、万博記念競技場にて第98回関西学生サッカーリーグ第6節が行われた。関学は京産大と対戦。2-0で勝利し、開幕3連勝となった。 約3週間ぶりのゲームでも手堅く勝利した。第6節の相手は京産大。キャ…


<写真・決勝ゴールを決めた渡邉裕>

 10月18日、万博記念競技場にて第98回関西学生サッカーリーグ第6節が行われた。関学は京産大と対戦。2-0で勝利し、開幕3連勝となった。

 約3週間ぶりのゲームでも手堅く勝利した。第6節の相手は京産大。キャプテンマークはMF藤井(社4)が巻いた。試合は前半1分、相手選手がゴール前に抜け出し大ピンチ。しかし、これは枠外へ。開始早々の失点は相手のミスにより免れた。対する関学は同5分にMF輪木(法3)、同10分にFW山田(商2)など立て続けにシュートを放つが、ゴールネットは揺らせない。膠着(こうちゃく)状態が続いた同28分、一瞬の隙を見逃さず、FW山見(法3)がゴール前に抜け出した。キーパーとの1対1を落ち着いて流し込み先制点を挙げた。その後も相手ゴールへ迫るが追加点とはならず。試合は後半戦へ。終始関学ペースとなった前半とは打って変わり、後半は相手ペースの時間が続いた。後半7分、同19分とピンチを招くもGK稲垣(法4)を中心にゴールは割らせない。関学は攻め手を欠き、なかなかチャンスをつくれない時間が続いた。しかし、同38分に交代で入ったばかりのMF渡邉裕(商3)がクロスを頭で押し込んだ。欲しかった追加点を見事決めてみせた。試合はそのまま2-0で終了。開幕3連勝と、全日本インカレ出場へまた一歩前進した。

試合後のコメント

杉山天真主将(経4)「今日の試合は前節から3週間空いていたことで、日々の練習から緊張感をつくれた。負けたら終わりという空気感を練習から作れたことが良かったと思う。また、関学内での練習が週末の試合よりもレベル高くやれていると思っている。3連勝という結果は、日本一の基準から考えると、まだまだ歩み出したに過ぎない。次節も勝つことは最低ラインに置いて、圧倒できるように準備したい」