富士通レディース最終日 女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース最終日が18日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6659ヤード、パー72)にて無観客で行われた。14位から出た20歳古江彩佳(フリー)が7バーディー、1ボギーの66をマーク。通…

富士通レディース最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース最終日が18日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6659ヤード、パー72)にて無観客で行われた。14位から出た20歳古江彩佳(フリー)が7バーディー、1ボギーの66をマーク。通算5アンダーまで伸ばしたが、優勝した申ジエ(韓国)に2打及ばず2位に終わった。申ジエは昨年のアース・モンダミンカップ以来となる通算25勝目。

 古江はこの日ベストスコアとなる66で回ったが、2打及ばず。今季2勝目はならなかった。それでも「諦めない気持ちで最後最終日を戦えたので、それがこの結果、6アンダーという数字を出せて良かったなと思います」と振り返った。

 8番でボギーをたたいた後はボールを変えて気分転換。後半も3つ伸ばして猛追した。ディフェンディングチャンピオンとして、富士通の契約プロとして、大会を盛り上げた。

「最初、初日が始まるときには、自分にプレッシャーを自分でかけていたなというのがしんどかったんですけど、最終日にはその意識がなくなって、気楽に回れました。(優勝は)できれば嬉しいなと思いながら回ってたんですけど、やっぱり2歩及ばずって感じなので、ちょっとそこは悔しいなと思います」

 古江は19歳で出場した昨年大会では国内史上7人目のアマチュアVを達成。今大会は2位に終わったが、9月のデサントレディース東海クラシックでプロ初勝利を挙げるなど、ゴルファーとしては着実なステップアップを遂げている。(THE ANSWER編集部)