インターハイ相撲競技の決勝が2019年7月27日に行われ、大桑元揮(静岡・飛龍3年)が元中学横綱・草野直哉(熊本・文徳3…

インターハイ相撲競技の決勝が2019年7月27日に行われ、大桑元揮(静岡・飛龍3年)が元中学横綱・草野直哉(熊本・文徳3年)を逆転の突き落としで破り、令和初の高校横綱に輝いた。

12月の天皇杯全日本選手権では、高校生ながら予選を通過し、決勝トーナメントに進出。戦っていけることを証明した。複数の相撲部屋からスカウトされた中で選んだのは伊勢ケ浜部屋だ。170センチ、130キロの小兵力士ながら、持ち味の突き押し相撲で、“デビュー戦”となった令和二年三月場所では、6勝1敗と大きく勝ち越した。その後も、勝ち越しを連続できめ、番付を西序ノ口二十一枚目から3段目八十枚目にまでに伸ばした。未来の横綱が千秋楽で優勝争いする日も近いかもしれない。