<写真・2試合で10得点をマークした藤井> 10月10日、京都アクアアリーナサブプールにて、令和2年度関西学生秋季水球競技大会の1日目が行われ、関学は2試合を戦い、通算1勝1敗で4〜6位決定リーグへ進出した。   新型コロナウイルスの影響で…


<写真・2試合で10得点をマークした藤井>

 10月10日、京都アクアアリーナサブプールにて、令和2年度関西学生秋季水球競技大会の1日目が行われ、関学は2試合を戦い、通算1勝1敗で4〜6位決定リーグへ進出した。

   新型コロナウイルスの影響で中止となったリーグ戦の代替大会。異例の25メートルプールでの開催となった。第1試合の相手は大市大。第1ピリオド(P)は立ち上がりからリードされる展開となるも、第2Pに藤井(社4)、青島(経3)を中心に相手を攻め立てた。逆転に成功し、終始リードする展開となるも、最終Pに同点とされた。規定によりペナルティシュートアウトへ。緊張感の中、大市大の3人目をGK蔵口(経4)がファインセーブ。関学はその後も全てのシュートを決め、13-11で初戦を勝利した。午後から行われた第2試合では、昨年の関西王者・龍谷大と対戦。格上相手にも堂々たるプレーを見せた。開始2分、青島のシュートで関学が先制。逆転を許すも、藤井の連続得点で一時同点とした。その後、龍谷大の猛攻を受け4点のリードを許す。龍谷大の厳しいチェックを受け続け苦戦するも、藤井を中心に相手ゴールに迫った。日浦(経3)、山田(理4)のシュートも決まるも、王者にはあと一歩及ばず、10-14で敗北した。この結果、関学はあすの4〜6位決定リーグへの進出が決まった。

 次戦はあす、同会場にて、同大会2日目が行われる。

 

試合後のコメント

権守滋元主将(国4)「1試合目の大市大は、コロナ禍で久しぶりの公式試合だったので、みんな浮き足立っていた印象だった。1Pで先制されたのもその影響だったと思う。ペナルティーシュート合戦は正直みんな緊張していたが、格下の大市大に負けるかという気持ちが大きかったと思う。2試合目の龍谷大戦では、1戦目の反省を踏まえ、『格上相手に胸を借りるつもりで落ち着いたプレーをしよう』と試合前にメンバーに伝えていた。その結果声が出て視野が広くなり、一つ一つのプレーに正確性が出た。最後は疲れが出て安易なパスミスが連発した。そこからカウンターアタックを決められたのを取り返せず、負けてしまったのであすはそこを修正して残り2試合に臨む。(あすに向けて)僕の代になり今年こそは神大を倒して一部に返り咲くぞと心に決めていた試合は、今回の新型コロナウイルスによって夢と消えた。しかしあすの最終試合はなんの巡り合わせか、神戸大学と対戦することになる。今までお世話になってきた先輩方の思い、コロナで夢に消えた僕たちの悲願を一人一人の肩に乗せて、あすの神大戦は絶対に勝ちます」