【9日21時50分開始】ナダル 前哨戦で敗れたシュワルツマンと再び激突。全仏OP準決勝

9日の「全仏オープン」（フランス・パリ／9月27日～10月11日／クレーコート）大会13日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのラファエル・ナダル（スペイン）と第12シードのディエゴ・シュワルツマン（アルゼンチン）が対戦する。両者の試合は第1試合で、日本時間21時50分に開始予定。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス【LIVE速報】ナダル VS シュワルツマン 全仏OP準決勝

9月の前哨戦「ATP1000 ローマ」準々決勝でも対戦した両者。その時はナダルが2-6、5-7のストレートで敗れ、初めてシュワルツマンに黒星を喫した。なお、両者のこれまでの対戦成績はナダルの9勝1敗だ。

今大会のナダルは、ここまでまだ失セット0。準々決勝では快進撃を見せた世界75位の19歳ヤニク・シンネル（イタリア）をストレートで退けた。対するシュワルツマンは1回戦から4回戦まではストレート勝ち。準々決勝では9月の「全米オープン」で初優勝したドミニク・ティーム（オーストリア）を、5時間超の死闘の末に撃破した。

ナダルは準々決勝後の記者会見で、シュワルツマンについて「彼は準々決勝で、紛れもなくこのサーフェスで世界最高の一人である選手に対し、素晴らしい試合をした。彼は大きな自信を持ってきているんじゃないかな？ローマでは決勝、ここでは準決勝と立て続けに勝ち上がっている。ローマでは僕に勝った。それが彼の自信をプラスしていると思う」と話した。

「最後までベストを尽くすつもりだ。あと2日あるから、自分が向上し続けるために必要なことを練習するつもりだよ」

一方のシュワルツマンは「過去を見ると僕の1勝9敗だから、たくさんの自信があるかどうかは分からないよ。でも、今週は彼に勝てるかもしれないというのは分かっている。それが大事なんだ」と話し、「準決勝にはパーフェクトな状態で臨めると思う」と意気込んでいる。

「全仏オープン」では12度の優勝を誇るナダルが、前哨戦の借りを返すか。それともシュワルツマンが再びナダルを撃破なるか。二人の準決勝に注目が集まる。

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（テニスデイリー編集部）

※写真はナダル(左)とシュワルツマン(右)

(Getty Images)