現地7日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会11日目。男子シングルス準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第17シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。ジョコビ…

現地7日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会11日目。男子シングルス準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第17シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。ジョコビッチが4-6、6-2、6-3、6-4で逆転勝利し、2年連続10度目のベスト4へ進出した。【実際の映像】ジョコビッチに異変?自分の左腕を思い切り叩く

両者の対戦は、先月の「全米オープン」4回戦以来。ジョコビッチが線審に不用意にボールをぶつけてしまい、失格となったあの試合の相手がカレーニョ ブスタだった。

ジョコビッチはこの試合、首の右側に大きな湿布を貼っていた。更に左腕にも違和感があるようで、ベンチでは左腕を強く叩くなど気にする仕草を多く見せていた。それもあってか第1セットではミスを量産。先にリードされると、一度はブレークバックしたものの、今大会初めてセットを落とした。

それでもやはりそこはジョコビッチ。修正してミスを減らすと、取り切れずイライラする場面はあったが、3セットを連取して逆転勝利した。終盤には左腕を気にすることはなかった。

勝利したジョコビッチは準決勝で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのジョコビッチ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)