現地6日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界75位のヤニク・シン…

現地6日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会10日目。男子シングルス準々決勝で、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が世界75位のヤニク・シンネル(イタリア)と対戦。ナダルが7-6(4)、6-4、6-1で勝利し、4年連続13度目のベスト4へ進出した。【トーナメント表】全仏OP男子シングルス【実際の動画】ナダルを苦しめた、19歳シンネルの好プレー

この日の第3試合では、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が、第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)にフルセット5時間8分の死闘の末敗れた。

そのため、この第5試合は異例となる現地23時頃にスタート。昨年までは太陽が沈むと日没サスペンデッドになっていたが、今年は屋根や照明が設置されたため、深夜でも試合を行うことができるようになった。

この試合、ナダルは調子が上がらず球が浅くなったところを19歳のシンネルに攻められるなど、序盤から苦戦。第1・2セットはどちらも先にブレークされる危ない展開に。

それでもどちらもブレークバックし、2セットを連取。そして第3セットではパワーダウンしたシンネルを突き放した。試合が終わったのは日付が変わり、現地午前1時半頃だった。

勝利したナダルは準決勝で、ティームを破ったシュワルツマンと対戦する。ナダルは前哨戦の「ATP1000 ローマ」準々決勝でシュワルツマンにストレートで敗れており、この準決勝はどうなるか更に注目が集まる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Anthony Dibon/Icon Sport via Getty Images)