テニスの元世界ランキング3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、開催中の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)で、1セットも落とさず4回戦まで勝ち上がるという好調ぶりを見せている。そんなディミトロ…

テニスの元世界ランキング3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は、開催中の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)で、1セットも落とさず4回戦まで勝ち上がるという好調ぶりを見せている。そんなディミトロフだが、2回戦の試合後インタビューで意外な質問をされた。ウェブメディアEssentially Sportsが報じた。【動画】チチパスvsディミトロフ全仏OP4回戦マッチハイライト

現在世界20位であるディミトロフは、以前に交際していた“ロシアの妖精”ことマリア・シャラポワ(ロシア)について聞かれたのだ。その記者は、シャラポワは今どうしているのかと、二人の今の関係を尋ね、また彼は二人が付き合っていた頃「嫉妬していた」と述べた。

「今でも嫉妬してくれていいよ」とディミトロフは笑いながら答えた。「彼女は元気にしているよ。僕らはずっといい友達で、いい関係を保ってる。あなたも彼女のInstagramをフォローすればいいんだよ、そうすれば彼女が今どうしているか分かる」

「彼女のことは心配していないよ。今、彼女は人生の中でいい場所にいると思う。それに彼女は、人生において大きな決断をする時にはちゃんと正しいこと、良いことを判断して決断するタイプの人だ」

当時のテニス界のビッグカップルであった二人は、2012年から2015年まで交際していたが、2015年の「ウィンブルドン」の直後に別れた。だがその後も二人が良い友達であるというのは本当らしく、今年の「全豪オープン」の時にはシャラポワがディミトロフのはいていた黄色い短パンをからかうという微笑ましい一幕もあった。

ディミトロフはグランドスラムの他の3大会ではいずれも準決勝に進出したことがあるが、「全仏オープン」ではこれまでは3回戦が最高で、今回初めてベスト16に進出したが、4回戦の相手となるステファノス・チチパス(ギリシャ)とは公式戦では初対戦で3-6、6-7(9-11)、2-6のストレートで負け、4回戦敗退となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのディミトロフ

(Photo by TPN/Getty Images)