プロ3年目の今季、6月上旬から先発ローテーションに定着し、10勝2敗、防御率2.38の好成績を残し、チーム4年ぶりのリーグ制覇&10年ぶり日本一に貢献した。
投手に転向したのは千葉県立士気高1年生のとき。高校3年間で球速20キロアップに成功すると、進学した山梨学院大でさらに成長を遂げて2度のベストナイン、最多勝などチームのエースとして活躍した後、2013年のドラフト会議で日本ハムから4位指名を受けてプロの舞台に飛び込んだ。
1年目は2軍でも1勝8敗、防御率4.90と苦しんだが、その経験と反省を糧に挑んだ2年目は2軍で11勝6敗、防御率3.38と結果を残し、1軍デビューも飾った。その流れで迎えた3年目の今季、春季キャンプから好調をアピールして1軍に帯同すると、3月25日の開幕戦では、チームは1点差で敗れたが、自身は先発・大谷翔平の降板した後の1イニングを2奪三振での三者凡退の好スタート。登板4試合目となった4月1日のソフトバンク戦では、9回から5番手で登板して3人でしっかりと打ち取ると、その裏に味方がサヨナラ勝ちを収めてプロ初勝利を飾った。
以降も中継ぎとして好投を続け、6月2日のヤクルト戦で2イニングを1安打無失点に抑えて今季2勝目。翌3日の巨人戦でも1イニングを三者凡退の好投を見せ、この時点で中継ぎとして23試合に登板し、2勝2敗1ホールド、防御率1.82の成績を残し、首脳陣の信頼を勝ち取った。
 そして迎えた6月8日の広島戦。交流戦期間中で先発投手の頭数が足りない中でプロ初先発に臨み、5回を4安打2失点(自責1)で先発初勝利をマーク。続く6月15日のDeNA戦で6回1安打無失点の好投を演じると、7月1日のソフトバンク戦では7回5安打無失点、計11奪三振の快投。8月13日の楽天戦では9回3安打6奪三振でプロ初完封も記録するなど、先発としてシーズン終了まで一度も黒星を喫することなく無傷の8連勝を飾った。
ゆったりとした投球フォームから伸びのあるストレートを繰り出し、緩急が使えるカーブと決め球のフォークを交える25歳。来季は開幕から先発としてフル回転し、日本ハムの投手王国建設の大きな力となる。