現地27日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会初日。男子シングルス1回戦で、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)が、第32シードのダニエル・エバンズ…

現地27日の「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)大会初日。男子シングルス1回戦で、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)が、第32シードのダニエル・エバンズ(イギリス)と対戦。錦織が第3セットを7-6(3)で奪い、セットカウント2-1で勝利まであと1セットに迫った。【LIVE速報】錦織 VS エバンズ 全仏OP1回戦【トーナメント表】錦織、西岡ら出場!全仏OP男子シングルス

第1セットでは3度のブレークを喫し1-6で落としたが、第2セットで上手く修正しリズムを掴んで6-1で奪い返した錦織。この勢いを維持したいところだが、第1ゲームで1ポイントを奪ったところで雨が降り、一時中断に。約15分後、再開された。

注意したい再開直後だが、この第1ゲームを錦織はしっかりキープ。勢いを維持して、第2ゲームでもチャンスを作ると相手のショットがロングに。第2セットの3つのブレークはいずれも相手のダブルフォルトで奪ったものだったが、初めて自分のプレーでチャンスを活かした。そして第3ゲームをキープし、これで9ゲーム連取となった。

錦織は第4ゲームで2本、第6ゲームでも3本、第8ゲームでも1本チャンスを作ったが、ブレークならず。するとサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームで、セットポイントを握りながらもブレークバックを喫する。

すると第11ゲームでもブレークを許してしまう。それでも諦めず食らいつき、リターンエースでブレークバック。第3セットはタイブレークへ突中した。1ポイント目でミニブレークされたものの、錦織がこれを取り切り、勝利まであと1セットに迫った。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第4セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)