<写真・終始持ち味を発揮した仁木> 9月27日、大阪府堺市大浜公園相撲場にて第45回全国学生相撲個人体重別選手権大会が行われた。関学からは85キロ未満級に福井(人4)、仁木(経4)が、100キロ未満級に大川(文4)が出場し、仁木が3位となっ…


<写真・終始持ち味を発揮した仁木>

 9月27日、大阪府堺市大浜公園相撲場にて第45回全国学生相撲個人体重別選手権大会が行われた。関学からは85キロ未満級に福井(人4)、仁木(経4)が、100キロ未満級に大川(文4)が出場し、仁木が3位となった。

  先に行われた85キロ未満級。関学からは、西日本学生個人体重別準優勝の福井と、同大会ベスト8の仁木が出場した。福井は初戦を快勝し、準々決勝へ。その準々決勝では格上の日体大の選手を相手に、立ち合いで変化し勝負に出た。一旦優勢となるも、踏み込んだところで相手にいなされ、無念の敗退となった。一方の仁木は、初戦で土俵際に追い詰められるも、土壇場で逆転勝ち。これで勢いに乗ると、続く準々決勝も相手を寄せつけず、寄り切りで勝利した。迎えた準決勝では、相手に懐に入られてしまい、押し出されて敗北。惜しくも決勝進出を逃すも3位となった。そして100キロ未満級に出場した大川は、1回戦で強豪・中大の選手と対戦。互いにまわしを取りあうも、土俵際での投げ勝負にわずかに競り負け、初戦敗退となった。

  次戦は10月4日、同会場にて西日本学生相撲選手権大会が行われる。

[試合結果]

・85キロ未満級

仁木 3位

福井 準々決勝敗退

・100キロ未満級

大川 1回戦敗退

試合後のコメント

3位入賞を果たした仁木「最初は自分の相撲が取れていたが、準決勝で焦りが出てしまった。ここまできたら決勝に進みたかったので悔しい。西日本で上位にいけず、今大会までの2週間で自分をもう一度見つめ直してきた。練習に厳しい制限がかかり、ほとんど相撲が取れない中でこの結果をつかめたことは大きいと思う」

福井佑二朗主将「個人としては、1回戦で勝てる相手に苦戦してしまった。気を引き締めて、2回戦は格上の相手に奇襲を仕掛けたが、いなしたところで欲が出てしまった。これが実力かなという感じ。勝てば3位だったのでとても悔しい。チーム全体としては、全員表彰台の目標は叶わなかったが、仁木が3位に入ってくれてよかった。(今後に向けて)西日本、全日本インカレと引退が近づいてきている。練習環境は依然としてかなり厳しいが、その中でやれる精一杯をやっていきたい」