対抗戦開幕まで1週間を切った本日27日、ホームにて日大と40分×3本の練習試合を行った。◆9・27   日大C戦(八幡山グラウンド)※非公開、無観客試合で実施▼対日大C戦 1本目 ○明大47―0日大 2本目 ○明大2…

 対抗戦開幕まで1週間を切った本日27日、ホームにて日大と40分×3本の練習試合を行った。

◆9・27   日大C戦(八幡山グラウンド)

※非公開、無観客試合で実施

▼対日大C戦

 1本目

 ○明大47―0日大

 2本目

 ○明大27―21日大

 3本目

 ○明大19―14日大

 1、2本目と連勝して迎えた3本目。開始22分同点の場面で、自陣左ラインアウトからボールを展開。右ウイング工藤光平(法2=大分舞鶴)がラインブレーク。その直後フォローに入った左ウイング柳翔太(営3=明大中野)が「強みのボールキャリーを発揮できた」と鋭いランで勝ち越しトライを決めた。

 ラインアウトモールからトライが生まれるなど、FW、BKともにアグレッシブさが光ったC戦。フィジカルに定評のある日大相手に肉弾戦で制した。

 「全員がハングリーの意識を持って、競争していきたい」(フルバック猿田湧・営4=秋田工業)。来週から開幕する対抗戦に向け、チーム全体の士気が高まってきている。4年生にとってはラストシーズンとなる秋。「選手として上を目指しながら、チームのために何ができるか」(スタンドオフ花村海斗・法4=名古屋)。最上級生の矜恃にも今後目が離せない。

[田中佑太]

試合後のコメント

花村

ーー本日の試合を振り返っていかがですか。

 「もともと試合の入り、今までやってきたセットスピード、相手より早くコミュニケーションをとって、セットすることを意識していました。もう一つはベースの部分で相手は大きな選手もいてフィジカルの強いチームだったので、それに対して相手よりも強いキャリー、タックルをしようという意識です。この両方とも意識できたので結果点差のついたいい試合ができたと思います」

ーーチームの成長は感じていますか。

 「あると思います。先週はすごいミスが多かったんですけど、今日はミスも少なく、試合中の修正力という面では試合を重ねた収穫が出てきたと思います」

ーー後輩のスタンドオフへの思いはありますか。

 「自分自身二つの軸があって、プレーヤーとして勝っていきたいというところと、4年生としてチームを支えるというところです。どちらも大切にしながらコミュニケーションをとっています」

ーーこれからの意気込みをお願いします。

 「3年生の春早明戦は運良く試合に出られたんですけど、それ以降公式戦には出場できていません。選手として上を目指していきたいというところもありますし、あとは4年生としてチームに何ができるかを考えて行動していきたいです」

猿田湧(営4=秋田工)

ーー試合を振り返っていかかですか。

 「自分たちはCチームだったんですけど日大さんはB、ジュニアのレベルでくるだろうと話していて、チャレンジャーとして臨みました。練習でやってきた動き、個人個人の1対1の勝負で圧倒して、差をつけて勝てるなとは思っていました。予想通りセットして外のスペースにボールを運んだり、個人個人のスキルで勝負ができたので、そのおかげで点差が開きました。ディフェンスもゴール前に何回か攻められたんですけど、粘り強くディフェンスをしてトライラインを割らせなかったことは良かったと思います」

ーーチームの体調管理はいかがですか。

 「コロナの対策もしっかりとしているので、部員も誰一人感染者を出していません。コンディションも明治はけが人も少なくうまくやってこれていると思います」

ーー秋シーズンに向けて一言お願いします。

 「春シーズンは試合がなくて調整不足、実戦不足は否めないですけど、練習はいい強度でできています。このまま試合を重ねることに反省点を見つけて、改善していければ去年よりもいいクオリティーで臨んでいけると思います。全員がハングリーの意識を持って、競争していきたいです」

ーー本日の試合を振り返っていかがですか。

 「いいアタックができていた部分はあるんですけど、ラグビーでリズムを取るのに必要な、セットプレーと接点でこちらが上回ることができなかったので、リズムに乗り切れなかったです」

ーー自己評価をお願いします。

 「やっぱりスキルの部分やFWに対してオーガナイズするという部分が課題ですね。今日は自分の強みであるボールキャリーを出せました」