サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴ら…

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。

今回はエバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがバイエルン時代に記録したアシストだ。

ポルトやモナコ、2014ブラジルワールドカップ(W杯)での活躍を経て、2014年夏にレアル・マドリーに加入したハメス。世界屈指のMFとして、レンタル先のバイエルンでも活躍を見せた。

2018年1月21日に行われた、ブンデスリーガ第19節のブレーメン戦でも、自らの才能を見せつける素晴らしいアシストを決めている。

3-2とバイエルンリードで迎えた84分、ボックス手前でボールを持ったハメスは、味方の動きを確認すると、裏へ走り出していたFWトーマス・ミュラーへ向けて柔らかいタッチのループパスを出す。

美しい放物線を描いたパスは、相手DFの頭上を越え、ミュラーの走路にドンピシャで入ると、ミュラーがこれを落ち着いてゴールに流し込んだ。

相手を突き放す4点目を決めたバイエルンが、このまま4-2で勝利している。