12安打と打線爆発した明大が9対4で立大に勝利。

明大は3点を追いかける4回、1死三塁で植田理久都(3年・高松商)の犠飛で1点を返す。5回、さらに1点を返しなおも2死二、三塁と一打逆転の好機に植田がセンターへ2点タイムリー二塁打を放ち、4対3とリードを奪う。5対3で迎えた8回、2死一、三塁から丸山和郁(3年・前橋商)の2点タイムリー三塁打でリードを広げ、続く上田希由翔 (1 年・愛産大三河)に大学初本塁打となる2ランが飛び出し9対3と突き放した。

明大・入江は「点数をつけるなら30点ぐらい」と納得はしていない

先発した入江大生(4年・作新学院)は序盤に3失点と苦しい立ち上がりだったが、粘り強いピッチングで6回3失点。2番手の磯村峻平(3年・中京大中京)が2回無失点と好投するなど、4投手陣でリードを守り切った。

ピンチを切り抜けベンチへ戻る入江(右)・植田バッテリー

立大は初回、太田英毅(3年・智辯学園)の先頭打者ホームランで先制。さらに3回、四球のランナーを二塁に置き、三井健右(4年・大阪桐蔭)がレフトスタンドへ2ランを放ちリードを広げる。だが先発・中川颯(4年・桐光学園)が5回7安打4失点と粘れず。攻撃陣は10安打3本塁打と意地を見せたが、投打がかみ合わなかった。

■明治大vs立教大
明大 000 131 040=9
立大 102 000 001=4
【明】〇入江、磯村、宮内、渡部-植田
【立】●中川、比屋根、栗尾、宮海、南田-竹葉
本塁打:明治大・植田≪8回2ラン≫
    立教大・太田《1回ソロ》、三井≪3回2ラン≫、山田≪9回ソロ≫

◎明治大・田中武宏監督
「この間の早大の2戦目の途中からいい流れは作ってきたので、選手にはこの流れを大切にするという話をしました。先攻でしたから先取点ということをチーム全体としては言い続けていたんですけど、先に取られてしまったということは反省点です」

◎明治大・植田理久都(3年・高松商)
「(5回の逆転打について)アンダースローなので、上からしっかりボールを捉えてピッチャーの足元をというイメージをして打ちました。春のオープン戦からずっと、入江さんで勝つとチームで決めていたのですが、なかなか勝てなかったので、今日は5回までは入江さんが投げると思ったので、それまでに逆転すれば入江さんに勝ちがつくと思っていました」

◎明治大・入江大生(3年・作新学院)
「早稲田戦に続き、序盤に点を取られてしまうという甘さがありながら、野手のみんなや植田が要所要所で声をかけてくれる姿を見て、ここは粘らなければなと思いました。練習試合から自分が勝つということを意識してきました。やっと1勝できてよかったなと思いますが、ここから連勝していきたいです」

◎立教大・溝口智成監督
「前半はいい入りができたのですが、今日はピッチャー陣が踏ん張り切れなかった。ヒットも出ていましたし四球ももらっていたので、もう少し誰かが仕事できていれば、違った形になったのかなと思います。試合後、『ピッチャー陣で明日やり返せ。野手もこのまま明治さんに終わらないようにという気持ちで準備しよう』と話しました」