「ATP1000 ローマ」では10度目の優勝を期待されながら準々決勝で思わぬ負けを喫してしまったラファエル・ナダル(スペイン)だが、練習中にはテニスボールでリフティングをするなどリラックスした姿を見せていた。英The Sun紙が報じている。…

「ATP1000 ローマ」では10度目の優勝を期待されながら準々決勝で思わぬ負けを喫してしまったラファエル・ナダル(スペイン)だが、練習中にはテニスボールでリフティングをするなどリラックスした姿を見せていた。英The Sun紙が報じている。【実際の動画】ナダルのリフティング!

34歳のナダルは、ローマでの準々決勝に備えての練習中に、コート上でテニスボールを使ってリフティングを始めた。左右の足を使い、腿も使い、高く上げて肩で弾ませ、さらには後ろに上げてヒールでも。

この動画がSNSにアップされると、ファンは歓喜。「本当に才能があるから何でもできるのね」「素晴らしいボールコントロールだ。審判に当てないようにね」「サッカーの道に行ってくれていたらフェデラーは楽だったのになあ」などとコメントした。

ナダルの叔父の一人ミゲル アンヘル・ナダルは、バルセロナやマヨルカで活躍した元プロサッカー選手だ。ナダル自身もサッカーが大好きだが、プロテニス選手になるためにサッカーの道を諦めた。

ローマでは惜しくも準々決勝敗退となったナダルだが、3回戦勝利の後には次のように語っていた。「とてもいいレベルでプレーできたと思う。もちろん、もっと改善する必要はある。いくつか鈍っている点は、練習するしかない。でも予想してたよりずっと良かったよ」

「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)までに調整し、自己の持つ大会最多記録を伸ばす13回目の優勝、ロジャー・フェデラー(スイス)と並ぶ20個目のグランドスラムタイトル獲得はなるだろうか。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」でのナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)