マルチな才能を持つテニスの世界女王が今度は○○で優勝

テニスの世界女王アシュリー・バーティ（オーストラリア）は、2020年はまだグランドスラムで優勝していない。だが彼女は別の優勝トロフィーを手に入れた。米テニスメディアBaselineが報じている。【実際の写真】バーティがゴルフ大会で優勝トロフィーを獲得！

バーティは地元クイーンズランド州にあるブルックウォーター・クラブでのゴルフ大会で優勝したのだ。クイーンズランドのアマチュア選手権で2度の優勝を遂げている、男子優勝者のルイス・ドベラーはバーティのゴルフを賞賛。

「彼女がゴルフの道を選んでも、大丈夫なだけのものを持っている。もし彼女がそうと決めたら絶対にやれると思うよ」

バーティの恋人であるギャリー・キシックはPGA（男子のプロゴルフツアー）の研修生で、二人はこのブルックウォーター・クラブで2016年に出会った。

またバーティは2014年から2年間テニスを離れ、プロクリケット選手として活躍した経歴を持つ。だから彼女の才能がテニスだけでないのは、すでに周知のことだった。

本業のテニスでは、バーティは北米での大会に出場せず、今年中はヨーロッパの大会にも出場しないことを明らかにしている。バーティはSNSでその理由を明らかにしている。「昨年の（優勝した）“全仏オープン”は私のキャリアの中でも特別でした。だから私はこの決断を軽い気持ちで下してはいません」

「この決断には二つの理由があります。一つはまだコロナが心配であること。もう一つは、感染防止のための厳しい規制により、コーチと練習できず、準備が十分でないことです」

「参加する選手の皆さんと、大会の成功を祈っています。いつも応援してくれるファンの皆さん、ありがとう。また皆さんのためにプレーするのが待ちきれません」とバーティはInstagramに綴っている。

（テニスデイリー編集部）

※写真は「全豪オープン」でのバーティ

(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)