現地19日、「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/9月21日~9月27日/クレーコート)のドローが発表され、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)の1回戦の相手が、世界21位のクリスチャン・ガリン(チリ)に決定した。【実際のトーナ…

現地19日、「ATP500 ハンブルク」(ドイツ・ハンブルク/9月21日~9月27日/クレーコート)のドローが発表され、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)の1回戦の相手が、世界21位のクリスチャン・ガリン(チリ)に決定した。【実際のトーナメント表】錦織、西岡出場!ATP500 ハンブルク

錦織とガリンは今回が初対戦となる。ガリンは先週の時点でハードコート勝率が35.9%に対し、クレーコート勝率が67.9%というクレーコーターだ。現在24歳で4個のタイトルを持ち、すべてクレーコートでのもの。2019年に2度優勝、2020年には2月の「ATP250 コルドバ」、「ATP500 リオデジャネイロ」で優勝とクレーコートで成長を続けており、復帰3大会目となる錦織にとっては強敵だ。

錦織は勝利すれば、2回戦で第3シードのガエル・モンフィス(フランス)、準々決勝で第7シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と当たる可能性があるドローとなっている。

また日本人では、世界50位の西岡良仁(日本/ミキハウス)も出場。1回戦では世界97位のドミニク・コプファー(ドイツ)と対戦する。コプファーは、「ATP1000 ローマ」で錦織を破った18歳新星のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を3回戦で撃破している。

「ATP1000 ローマ」敗退後に、自身のプレーについて「まだまだです。リズムをつかむにはもっと試合に出る必要があります」と話していた錦織。27日に開幕する「全仏オープン」に向けて、弾みがつく内容が期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)