<写真・水は公式戦初先発で完封勝利> 9月18日、大阪シティ信用金庫スタジアムにて令和2年度秋季リーグ戦第1節第2戦が行われ、関学は立命大と対戦。10ー0で5回コールド勝ちし、これで開幕カード連勝。これ以上ない最高のスタートを切った。 きの…


<写真・水は公式戦初先発で完封勝利>

 9月18日、大阪シティ信用金庫スタジアムにて令和2年度秋季リーグ戦第1節第2戦が行われ、関学は立命大と対戦。10ー0で5回コールド勝ちし、これで開幕カード連勝。これ以上ない最高のスタートを切った。

 きのう15安打放った勢いは、きょうも健在だった。試合前、ゲリラ豪雨が会場を襲い、試合開始時刻が大幅に遅れた。しかし、気持ちを切らさず試合開始に備え続けた。試合は立命大が先攻、関学が後攻で幕を開けた。関学は2回、2アウト1、2塁のチャンスで8番岡田(人3)、9番二又川(総2)の連続適時打により2点を先制。3回、4回には藤原(商3)の2打席連続タイムリーなどで3点を追加した。先発は公式戦初先発の水(人1)。初回こそ、制球が乱れるも5回まで4安打無失点。先発投手としての役割を存分に果たした。5ー0と関学ペースで迎えた5回、関学打線が爆発した。大西(人2)、本木(社3)の連続適時打などで3点を追加。最後は、小栁(教3)の適時打で一挙5得点。この日唯一安打のなかった主将が、一振りで試合を決め、コールドゲームにより試合終了。10ー0で関学が勝利した。昨秋優勝校の立命大相手に、先発全員安打、2試合連続二桁得点と打線が爆発。投げては、大型ルーキー水が完封勝利と、開幕カードを悲の打ちどころがない形で終えた。

 次戦は9月24日南港中央野球場にて秋季リーグ戦第2節第1試合が行われ、関学は同大と対戦する。

試合後のコメント

小栁廉主将「まず、きょうは公式戦初先発の水が、ヒットや四球もありながらも落ち着いて投げてくれた。攻撃面もきのうの勢いそのままに、狙い球を絞って打席に立てたと思う。5回の打席では、自分自身がきのうから打ててなかったので、どうしても打ちたかった。ベンチから沢山応援してくれて、みんなに打たせてもらったヒットだと思う。8月から練習を始めて、今の時期にきのう、きょうのような試合をできるのは想定外。攻撃面も好調で、結果には喜んでいいと思う。ただ、正直できすぎな面もあるので、『勝って兜の緒を締めよ』を忘れないようにしたい」