写真:江藤慧(クローバー歯科カスピッズ)/撮影:ラリーズ編集部

<卓球 オーストリア・ブンデスリーガ第1節 9月11日>

11日、オーストリアの卓球リーグ・ブンデスリーガが開幕し、日本から2020年全日本選手権ダブルス3位の江藤慧(クローバー歯科カスピッズ)が出場した。江藤は、ダブルスでストレート勝ちを収め、チームも開幕戦で勝ち星をあげた。

江藤がオーストリア・ブンデスリーガ開幕戦に出場

昨シーズンに続きシュトッケラウに所属する江藤は、9月5,6日に開催されたオーストリアカップにも出場し、チームの準優勝に貢献していた。その際、「自分に足りない刺激を求めて行こうと思いました」とコロナ禍でもオーストリアのリーグに参戦した理由を明かしていた。




写真:江藤慧(クローバー歯科カスピッズ)/撮影:ラリーズ編集部

開幕戦で江藤は、シングルス2試合、ダブルス1試合に起用された。シングルスではフルゲームで2試合を落とすも、ダブルスでは全日本3位の貫禄を見せ勝利を収めた。

シングルスについて江藤は「2試合ともゲームオールで負けました。相手選手が競った場面で安定系ではなく台上でトリッキーなプレーをしてきて面食らいました。競った場面での日本と違うスタイルは勉強になりました」と敗れはしたものの収穫があったと語る。

また、ダブルスについては「試合が始まるまでさすがにダブルスは無いだろうなと思ってて説明もされてませんでした。試合直前に『ダブルスだよ!』と言われてびっくりしました(笑)。内容的には、自信がありパートナーとの相性も良かったんで難なく勝てました」とコメント。海外リーグらしいタフな環境にもしっかりと対応して見せた。

レジェンド陳衛星

江藤が所属するシュトッケラウには、過去最高世界ランク9位の陳衛星(チェンウェイシン・オーストリア)がプレーする。2018年にはクローバー歯科で江藤とチームメートだった経験も持つ48歳の大ベテランだ。




写真:2016年時の陳衛星(オーストリア)/提供:ittfworld

「陳さんは、いつもオーストリアでは練習相手をしてもらってるんですけど、カットはもちろん上手いし、3球目回り込みドライブが本当にどっちに来るか分からない。今まで対戦した選手の中で1番回り込みが上手いと思います。現在の年齢(48歳)も考えるとすごい動くし、さすがレジェンドです」と江藤も一目置く。

開幕戦で陳衛星は、シングルス2勝をあげる活躍を見せ、シュトッケラウを江藤とともに勝利に導いた。

オーストリア・ブンデスリーガ第1節結果

シュトッケラウ 4-2 ザルツブルク

〇陳衛星 3-0 フランシスコ・サンチ
江藤慧 2-3 〇カルロ・ロッシ
〇Maciej Kolodziejczyk 3-0 Michael Trink
〇江藤/Kolodziejczyk 3-0 ロッシ/Trink
江藤慧 2-3 〇フランシスコ・サンチ
〇陳衛星 3-0 カルロ・ロッシ

文:ラリーズ編集部