ATPは来年11月にイタリア・ミラノで、21歳以下の選手のためのツアー・ファイナルズを開催すると発表した。 これまでも次世代を担う若手プレーヤーたちを紹介する「Next Generation」キャンペーンを行ってきたATPだが、今度は …

 ATPは来年11月にイタリア・ミラノで、21歳以下の選手のためのツアー・ファイナルズを開催すると発表した。

 これまでも次世代を担う若手プレーヤーたちを紹介する「Next Generation」キャンペーンを行ってきたATPだが、今度は 「Next Gen ATP Finals(ネクスト・ジェン・ATPファイナルズ)」の大会名で、21歳以下のランキング上位7人とワイルドカード(主催者推薦)で出場する選手たちで戦われる大会を開催することになった。現行の「ATPファイナルズ」と同様に、ラウンドロビン(総当たり戦)から始まる大会フォーマットで、ルールの変更やまだ導入されていない新制度などがここで試されるという。

 ATPの会長兼社長であるクリス・カーモードは「この大会は、変化し続ける消費習慣を持つ次世代のファンに対して、このスポーツをより魅力的なものにするための、テニスの革新を発信する場となるだろう」と期待を寄せる。

 賞金総額は125万ドル(約1億3900万円)で、2017年大会はフィエラ・ミラノ・スタジアムで11月7~11日に開催され、最初の5年間はミラノで開催されることが決まっている。(C)AP(テニスマガジン)