現地13日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月1…
現地13日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会最終日。男子シングルス決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦。ティームが2-6、4-6、6-4、6-3、7-6(6)で大逆転勝利し、自身初のグランドスラム優勝を飾った。またこれにより、2014年「全米オープン」を制したマリン・チリッチ(クロアチア)以来の、新しいグランドスラム王者が誕生した。【実際の動画】ティーム 悲願のグランドスラム制覇の瞬間!
勝負の決まる第5セットはズベレフのサービスゲームから。第1ゲームでズベレフのダブルフォルトからチャンスをつかんだティームがブレークに成功。第3、第4セットを取って追い上げてきたティームに流れが来ているかに見えた。
しかし第2ゲームでズベレフにパッシングショットを決められ、ブレークポイントを握られると、痛恨のダブルフォルト。
そこからお互いにサービスゲームをキープする展開が続いた。第6ゲームで0-30とポイントリードされたが、ミラクルショットを繰り出し、最後はサービスエースを決めてキープ。
第8ゲームでズベレフにブレークを喫し、絶体絶命となったティームだったが、ズベレフのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第9ゲームでブレークバックに成功。体力の限界を感じながらも気力で追いついた。
続く第10ゲームでは、0-30とズベレフにポイントリードされていたが、ここもスーパーショットでキープする。さらに第11ゲームでも勢いは衰えず、チャンスを作ると、ロングラリーを制してブレークに成功。1ブレークアップとした。
そして続く第12ゲームがティームのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップに。しかしプレッシャーに負けてしまいブレークバックを喫し、タイブレークへもつれた。
だがこのタイブレークを奪い取り、ティームが新しいグランドスラム王者となった。
ティームはこれまで3度、グランドスラムの決勝に進出していたが、いずれもBIG4のラファエル・ナダル(スペイン)とノバク・ジョコビッチ(セルビア)に阻まれていた。そして4度目となる今回の挑戦で見事に自身初のグランドスラム優勝を果たし、2014年の「全米オープン」以来、22大会ぶりとなる新王者となった。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」でのティーム
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)