現地11日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。ティーム…

現地11日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦。ティームが第1セットを6-2で先取した。【LIVE速報】ティーム VS メドベージェフ 全米OP準決勝

ティームは失セット1、メドベージェフは失セット0と、好調な両者による今回の対決。両者の過去対戦成績はティームの2勝1敗だが、最後に対戦した2019年「ATP1000 モントリオール」ではメドベージェフがストレートで勝利している。第5シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が待つ決勝に進むのはティームか、メドベージェフか。注目の一戦が始まった。

第1セットはティームのサービスゲームから。両者サービスゲームをキープして迎えた第4ゲーム。先にティームが30-40とチャンスをつかんだ。しかしメドベージェフの好サーブによってしのがれ、ブレークすることはできない。

ティームは第5ゲームをラブゲームでキープし、続く第6ゲームでもブレークポイントを握った。ここでメドベージェフのサーブに対し、ティームが好リターンを決めてブレークに成功。

ここでメドベージェフは、自身のサーブがアウトであり、そのことをチャレンジしてセカンドサーブを打とうとした。しかしティームのリターンに対してメドベージェフのラケットがボールに触っており、メドベージェフのチャレンジは認められなかった。

このことに過剰に抗議したメドベージェフに対して警告が与えられ、フラストレーションが溜まってしまったようだ。

これが原因でメドベージェフはミスを連発。ゲームカウント5-2で迎えた第8ゲームでまたもティームがブレークに成功し、第1セットを先取した。

試合は3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのティーム

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)