テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は10日、女子シングルス準決勝が行われ、第4シードの大坂なおみが第28シードのJ・ブレイディ(アメリカ)を7-6 (7-1), 3-6, 6-3のフルセットで下して20…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は10日、女子シングルス準決勝が行われ、第4シードの大坂なおみが第28シードのJ・ブレイディ(アメリカ)を7-6 (7-1), 3-6, 6-3のフルセットで下して2018年以来2年ぶりの決勝進出を果たし、同大会2度目の優勝に王手をかけた。会見では、2018年と現在を比較し「前回優勝した時とは違う。精神的に強くなったと思う」と語った。
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今大会で大坂は人種差別への抗議の意を示すため黒いマスクをして入退場しており、この日は2016年に射殺された黒人男性の「フィランド・キャスティル」さんの名前がプリントされたマスクをつけていた。
試合は両者激しいラリー戦を繰り広げる中、大坂はファーストサービスが入った時に84パーセントの高い確率でポイントを獲得。ファイナルセットでは第4ゲームで初のブレークに成功し、2時間8分で勝利した。
「質の高さを感じた。彼女(ブレイディ)のレベルは下がらなかった。全豪決勝のP・クヴィトバ(チェコ)を思い出した。ブレイディはとても安定していたし、私は全くチャンスがなかったように感じた」
「正直に言うと、歳をとればとるほど精神的に強くなっているような気がする。それがツアーを長く回って多くの試合をこなしていくことで学んでいると思う。目標は毎ポイントをしっかり戦えるように精神的にもっと強くなること。それこそが決勝でやろうと思っていること」
昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)以来 四大大会3勝目に王手をかけた大坂は、決勝で世界ランク27位のV・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。アザレンカは準決勝で第3シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
【大坂vsアザレンカ 過去の戦績】
2019年 全仏オープン2回戦 大坂なおみ 4-6, 7-5, 6-3 アザレンカ
2018年 BNLイタリア国際1回戦 大坂なおみ 6-1, 6-1 アザレンカ
2016年 全豪オープン3回戦 アザレンカ 6-1, 6-1 大坂なおみ
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