「バークレイ ATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月13~20日/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第5シードの錦織圭(日清食品)が第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビ…

 「バークレイ ATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月13~20日/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第5シードの錦織圭(日清食品)が第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、第1セットはジョコビッチが6-1で先取した。

 両者の過去の対戦成績はジョコビッチから10勝2敗で、今シーズンはジョコビッチの5戦全勝。2014年の全米オープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)準決勝で錦織が勝って以降は、ジョコビッチの9連勝中となっている。前回の対戦は7月のトロント(ATP1000/ハードコート)の決勝で、ジョコビッチが6-3 7-5で勝っている。

 今大会には3年連続出場となる26歳の錦織はグループ・ジョン・マッケンローを1勝2敗の2位で通過し、2年ぶりの決勝トーナメント進出。昨年はラウンドロビン1勝2敗でグループリーグ敗退に終わっていた。

 ATPワールドツアー・ファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる大会。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する。

 この試合の勝者は決勝で、第1シードのアンディ・マレー(イギリス)と対戦する。マレーは準決勝で、第4シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を5-7 7-6(5) 7-6(9)で下しての勝ち上がり。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)