「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会7日目。女子シングルス4回戦で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、第14シードの世界21位アネット…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会7日目。女子シングルス4回戦で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、第14シードの世界21位アネット・コンタベイト(エストニア)と対戦。大坂が6-3、6-4のストレートで勝利し、2年ぶりのベスト8進出を果たした。【トーナメント表】全米OP女子シングルス【実際の動画】大坂なおみ 絶好調!ピンチゼロで8強入り!

第2セットは大坂のサービスゲームから。第1セットを6-3で先取した大坂が、第1ゲームで今日初めてとなるダブルフォルトをしてしまう。しかしそこから着実にポイントを重ねてキープ。自身に来た流れを止めない。

その後、第2、第3ゲームと両者がラブゲームでキープし、序盤はお互いサービスキープする立ち上がり。

先にチャンスを作ったのは大坂。第4ゲームでデュースまで追い上げると、リターンエースを決めてブレークポイントを握った。しかしここはコンタベイトにしのがれ、ブレークすることができない。

大坂は第6ゲームでもブレークポイントを握ったが、ここも粘るコンタベイトにしのがれた。

そのまま一歩も譲らぬ展開は終盤まで続き、ゲームカウント5-4としたところで大坂がマッチポイントをつかんだ。そしてここ一番の踏ん張りどころで意地を見せた大坂がついにブレーク。6-4で第2セットを連取して勝利を決めた。

大坂はこの試合、サーブが好調。ファーストサーブ成功率が71%、ファーストサーブポイント獲得率が84%、セカンドサーブポイント獲得率が69%で、ピンチはゼロだった。

勝利した大坂は準々決勝で世界93位のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦する。ロジャーズは第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を下しての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)