世界トップ8によるエリート大会「バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス・ラウンドロビン(グループ・イワン・レンドル)の第3戦で、ノバク・ジョコビッチ(セ…

 世界トップ8によるエリート大会「バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス・ラウンドロビン(グループ・イワン・レンドル)の第3戦で、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がダビド・ゴファン(ベルギー)を6-1 6-2で倒して3勝目を挙げ、過去5年で4度目となる無敗でのグループ突破を決めた。

 世界2位のジョコビッチは、この日、本来であればガエル・モンフィス(フランス)と対戦するはずだったが、もともと故障を抱えていたモンフィスが、第2戦を戦い終えたあとで棄権。第3戦の穴を埋めるために、控え選手として来場していたゴファンがジョコビッチと対戦した。

 ゴファンはこの試合がATPファイナルズ・デビュー戦だった。

 世界11位のゴファンはジョコビッチに対してブレークポイントを一度しかつかめず、それも最終ゲームでの一度で、ものにすることはできなかった。一方、ジョコビッチはブレークポイントを6度つかみ、各セットで2度ずつブレークに成功した。

 ジョコビッチは第1戦、第2戦に勝利した時点で準決勝進出を決めていて、彼はもうひとつのグループ(イワン・レンドル)の2位選手と対戦することになる。

 ジョコビッチがいるグループから準決勝に進むもうひとりの選手(2位)は、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)対ドミニク・ティーム(オーストリア)の結果次第となる。(C)AP

【17日試合予定&結果】※[ ] 数字はシード順位、Alt=補欠

第1試合 ○ボブ・ブライアン/マイク・ブライアン(アメリカ)[3] 6-4 6-4 ●トリート・ヒューイ/マックス・ミルニー(フィリピン/ベラルーシ)[8]

第2試合 ○ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[2] 6-1 6-2 ●ダビド・ゴファン(ベルギー)[9/Alt] ※ガエル・モンフィス欠場のため

第3試合(18時以降)ジェイミー・マレー/ブルーノ・ソアレス(イギリス/ブラジル)[2] vs イバン・ドディグ/マルセロ・メロ(クロアチア/ブラジル)[6]

第4試合(20時以降)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)[4] vs ドミニク・ティーム(オーストリア)[8]

【18日試合予定】

第1試合(12時開始)ピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(フランス)[1] vs ヘンリー・コンティネン/ジョン・ピアース(フィンランド/オーストラリア)[5]

第2試合(14時以降)アンディ・マレー(イギリス)[1] vs スタン・ワウリンカ(スイス)[3]

第3試合(18時以降)フェリシアーノ・ロペス/マルク・ロペス(スペイン)[4] vs レイブン・クラーセン/ラジーブ・ラム(南アフリカ/アメリカ)[7]

第4試合(20時以降)錦織圭(日本)[5] vs マリン・チリッチ(クロアチア)[7]